(私は実は小説をあまり読まない。韓国や韓国文学に詳しいわけでもなく、韓国語も一切できない。ただ、10年以上前、安倍元首相のNHK番組介入問題というのが起こり、そのころブログを初めていたので、慰安婦問題などで、ネトウヨと言われるような人とTWITTERで言い合いをしたりするようになった。少し詳しくなったが、それが韓国現代史の極々一部であることが気になっていた。2年ほど前から「大東亜戦争」終戦直後からの韓国の大変な動乱(革命)を描いた小説を何冊か読んでかなり引きつけられた。)
斎藤真理子の『韓国文学の中心にあるもの』という本が出て、今流行りのフェミニズム小説から朝鮮戦争〜光復までの全体をバランス良く振り返っている本かと思いぜひ読みたいと思った。まず取り上げられている本を読んでみないといけないと思って、リストを作り、数冊を買ってみた。そして読書会を企画した。
韓国がまったく未知の国なら、わたしがよっぽど詳しくないとこうした企画は成り立たないだろう。この十年で、何らかの形で韓国現代文化に親しんでいる人が増えた。翻訳の小説を読むのも、きっかけさえあれば、日本の小説とそれほど変わらないと思う。
数人の方は来てくれると思う。ぜひ参加してほしい。
参考:斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』/ベストセラー『82年生まれ、キム・ジヨン』の翻訳者による韓国文学のブックガイド
【著者インタビュー】斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』/ベストセラー『82年生まれ、キム・ジヨン』の翻訳者による韓国文学のブックガイド