ボヤンヒシグ

今日、朝日新聞の夕刊に内モンゴルの詩人ボヤンヒシグのことがでていた。数年前に読んだなと思い、検索してみると00/10/19 07:00付けで引用だけしたのがでてきた。

非日常性

           ボヤンヒシグ

二羽の白い鳩が

小さな部屋の窓に

度々 現われる

その都度 僕のペン先から

一つの危険なコトバが

滴ろうとした

何年かの後

雨が降った

二羽の鳩は黒ずんで

いつしか僕の双眼となり

僕はもう 部屋を出ていた

窓ガラスに裂け目がいくつ

空が痛むほど きれい

部屋は

すべてを知っているかのように

それからずっと空っぽだった

-------------------

『懐情の原型』ボヤンヒシグ 英治出版 より

書き留めておきたくなったので書いておきます。

「窓ガラスに裂け目がいくつ/空が痛むほど きれい」という文をどう解釈したらよいのか、分かるわけではないのです。

二羽の白い鳩は恋あるいは愛の象徴であり、「一つの危険なコトバ」というのがそういった言葉なんだとすると解釈は一応つきます。ただ、この作品の持つ異様な緊張感と恋あるいは愛というものとは合わないように思われます。だがそれは日本人の感覚で、異国人(の異国人との)愛の場合はそうではないのか。

そう解釈せず、なぞめいたままにしておいても充分魅力的な詩だと思う。

ジェンダーフリーとは?

「ジェンダー」使用禁止令!!!!ノォォ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(д゜ ;)━(゜д゜;)━━━ッ!!!!

「ジェンダーフリーとは」

http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/genderfreeQandA.html

seijotcpさんが作られた、とても分かりやすいジェンダーフリーとは?です。

近くに自民党があるのでプリントアウトして持っていってみようかと思いました!(が、・・・しないでしょう)

戦没船員の碑

天皇、皇后両陛下と紀宮さまは、11日午後帰京した。帰路、戦後60年に当たることから、横須賀市の県立観音崎公園内にある「戦没船員の碑」に立ち寄った。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/photojournal/archive/news/2005/10/11/20051012k0000m040056000c.html MSN-Mainichi INTERACTIVE 社会

ということがあったらしい。

「戦没船員」については、下記のHPがある。

http://www.kenshoukai.jp/

報われることなく海底に眠る戦没船員の御霊を慰めるとともに、二度と戦火のない海洋永遠の平和を祈念するため、昭和44年海運・水産界の関係者によって、慰霊碑建立のための財団法人戦没船員の碑建立会が設立されました。

http://www.kenshoukai.jp/senbotuhi/senbotuhi.htm

戦没船員の碑

皇后陛下御歌

 かく濡れて遺族らと祈る 更にさらにひたぬれて 君ら逝き給ひしか

この皇后の歌だが、どうだろう?強引な詠い振りに、作者と「君ら」を貫く真実(悲しみ)を表現し得ている。と評価できる。

戦没船員の数は数えられている。60,607人。

 もっとも気になったのは「軍人の損耗率を上回る」を証明するデーターだった。これによると、同時期の軍人の損耗率は、陸軍20%、海軍16%となっているが、船員は43%。 戦没船員の多くは軍に協力させられた輸送船団の乗組員、そのため兵士でもないのに多くの戦死者を出している。

http://plaza.rakuten.co.jp/kazenotabibito/diary/200510230002/ ☆戦禍の海に消えた命、60,607人の戦没船員

 敗戦が目に見えていた昭和19年~20年の戦死者が約4万7千人、全体の戦死者の8割に相当する。さらに「戦没船員の年齢別分布」を見ると、口では言い表せない怒りを感じる数字がある。14歳から19歳までの少年船員の死者数が全体の3割以上を占め、その数1万9千人余り。

(同上)

船員でありながら戦地に上陸を余儀なくされ、軍からも差別されたケースもある。

なかでも、かろうじてガ島に着いた輸送船は、兵員等の揚陸のため強行擱座を命じられ、船員は船を捨ててガ島に上陸した。上陸後の船員は、軍からも邪魔者扱いされ、飢餓とマラリアなどの悪疫に苦しみ、2月初めに強行された撤退作戦で帰還できた船員は、同島に上陸した267名の中で僅か27名にすぎなかった。

http://www.kenshoukai.jp/taiheiyo/taiheiyou04.htm

以上、上記のおばけうさぎさんのブログの紹介に触発されて書いて見てました。(というかそのブログの(歪曲された)要約です。)

下記二つは同じ方のブログのようだ。これで下の方にTB送れるでしょう。

http://plaza.rakuten.co.jp/kazenotabibito/diary/200510230002/ ☆戦禍の海に消えた命、60,607人の戦没船員

http://d.hatena.ne.jp/milkbottle/20051023 NEWS GARAGE【カバ式会社おばか通信】 – 戦没船員の碑

で基本的なことが分かっていないが、彼らの遺族は遺族年金は貰っている。そして彼らは靖国神社には祀られていない。ということでいいのかな?

殺す瞬間からの反転

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051108#p1

で、こう書きました。

 人は神になれない、というのは錯誤だ、と言ってみる。例えば、死刑執行人。人は人を殺せない。人を殺すためにはひとは獣になるか神になるしかないわけだが、戦場と違い死刑執行人は獣であることはできない。したがって、死刑執行人はすでに幾分か神でなければならない。

 で私たちの国には死刑制度があり、その国の主権者が他ならぬ私たちである以上、「わたしは人を殺す。わたしはほとんど神だ」と一度は確認しておく必要があるのではないでしょうか。

 わたしというものは時として自己の手には負えない不可能性に向きあわざるを得ず、祈りに満ちた飛躍で飛び越していくしかない存在だみたいな、言表不可能なイメージがわたしにはあります。

・・・

えっと。 http://b.hatena.ne.jp/rir6/ 経由で

布施哲氏の「デリダ ― 政治的なるものへの抵抗」というのをざっと読みました。

http://216.239.63.104/search?q=cache:n8Vx_iwOMIYJ:www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/genbunronshu/25-1/fuse.pdf

デリダ

私の上記のような発想は、ここでデリダが批判しているC.シュミットの思想に近いかもしれないと思った。

シュミットは「政治的なもの」とは友と敵との関係だと言いました。

ここで重要なのは、もしも「政治的なもの」が友と敵との敵対的関係、友敵対立であるとするならば、そうした例外状況の極点である戦争こそが、最も政治的なものである、ということになりはしないか、ということです。そしてシュミットはそのとおりだ、と云います。戦争こそが政治的なものの極点であり、政治家の政治的決断が集約される最高の機会なのだ、というわけです。直截的に戦争を賛美しているわけでは必ずしもないとしても、シュミットは彼が定義するところの「政治的なもの」がヨーロッパの議会主義には決定的に欠落していると嘆いていたことは確かですし、反対に、そうした「政治的なもの」を鋭く問題化していたと彼が考えた論者、理論家たちを彼は評価してもいました。ド・メストルやドソノ・コルテスといった反革命的右翼カトリックの論客からソレル、それになんとバクーニンやプルードンといった、思想的にはまったくの正反対であるはずの無政府主義者、社会主義者、共産主義者たちに至るまで、シュミットはほとんど無節操ともいえるほどに、反議会主義ならびに現実の対立/闘争を主眼に置いた思想家たちを非常に高く買っていたわけです。

http://216.239.63.104/search?q=cache:n8Vx_iwOMIYJ:www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/genbunronshu/25-1/fuse.pdf デリダ

 シュミットは例えば、真に政治的なものの発露である戦争において、自然的な死ではなく、人間が自らの存在を肯定するための、いわば生への意志がわれわれに芽生える可能性がある、ということを云っています。つまり、シュミットは政治的なものの極点としての戦争を、人間の実存(個人的、共同体的な実存)を基礎づける可能な契機、モメントとしても考えていたのでありまして、 (同上)

シュミットにとって、それはとどのつまり、生物学的な生と死を黙して受け入れるだけの自然的な存在ではもはやあり得ない人間が、自らの存在を可能な限りの意志と知性、そして(これはシュミットの大好きな言葉ですが)

“決断”によって基礎づけ得る、至高の機会だったからです。(同上)

 殺すという不可能性に向きあいその不可能を実施してしまうという存在。無惨な、という以外に直視しえない< >。そこから反転することこそが<肯定>である。と翻訳できるものであれば、シュミットと野原はだいたい同じです。

・・・

でまあこれが有名なファシズムの美学という奴ですね。困ったね。

「デリダはそれがヘーゲル的な意味において目的論的である」という言い方で批判するのだそうです。

また、そのような対立によって出来上がった法や、あるいはその法の執行にしても、ベンヤミンの『暴力批判論』などを引用するまでもなく、そこには法に従わない者、あるいはその発効を妨げようとする者の排除や禁止というものが、それが執行されるその都度必然的に含まれており、決して暴力的な敵対性、否定性の契機から自由であるというわけではありません。まさにそうした暴力的な敵対性、否定性は議会主義や議会主義的立法にとっての条件でさえあるといってもよいのです。

しかしデリダは、そのような根源的な暴力や否定性、敵対性そのもの、それ自体を政治の“本質”に据え、それが議会や法から隔絶された次元において私たちの個人的、共同体的実存を基礎づけるなどというシュミット的な発想というものが致命的に誤っていることを指摘します。

わたしは政治の本質は何か分からない。個人的実存を確認するのは、一切の共同体的なあいまいさから独立するためであるのだ。その点がシュミットとは違う。

デリダ『友愛のポリティクス』という本もそのうち読まなければ。

出発できません、うーん。

松下昇についてどこから語ることができるか?と、11/15に書きましたがまだ方向性を見出して出発できません。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051115#p3

今日は、概念集・1の最初の2頁をOCRからテキスト化しました。

「概念(序文の位相で)」というタイトルの文章で、

 一般的な辞書などでは、概念について、同種の多くの事物に共通する本質を、経験ないし思考を媒介して言語によって抽出したもの、というように説明している。

と語り始めている。とてもまっとうで分かりやすい文章だ。

これまでの〈松下昇〉の全表現を大学闘争(全く良くない言葉であり、表記や理解の仕方を変換しなければならないが、過渡的に用いる)に関する事典として、あるいは概念の索引として読むことは可能か。

ただし〈松下 昇〉の全表現の中に、大学闘争というよりは〈 〉闘争過程ないし、それを不可避とする情況に現れた基本的な概念が全て含まれていると仮定してもよいのではないか。いや、あえて仮定すぺきではないか。

大学闘争という言葉を〈 〉闘争過程というなじみのない〈 〉(かっこ)を用いた用語に置き換える、松下は。それと同時に主体である(その限りで疑い得ない)松下昇というものに〈 〉を付ける。

(中断)

Kojii.net ココログ別館 12/24

http://kojii.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_a53f.html

Kojii.net ココログ別館: 野原氏の支離滅裂

12/24/2006

野原氏の支離滅裂

野原氏が、ここのコメ欄で散々にやられたのに対抗するために、何やら書いているようです。

■醜悪な、そして血塗られた何か

これで、私の反論に対抗できたと思っておられるのかも知れませんが、目を通してみたところ、決定的な破綻がありますね。それがこれ。

米軍が撤退するなら暴力・武力事件は減るでしょうか ?

おそらく減るでしょう。

イラク国民を対象にした調査では、回答者のほぼ 66% が、もし米軍が撤退するなら暴力・武力事件は減ると考えていた。

38% は、マリキ首相にイラクの現状を改善する能力を「信じない」と回答し、ほぼ 90% が政府の約束と実行力はひじょうにお粗末だと述べた。

政府系の治安部隊では国をコントロールできないと感じている者は 36.5% に昇った。

よくよく読んでみると、ここにあるのは現状批判でしかないのに、なぜか「減るでしょう」という結論に結びつけられています。「現状の治安部隊に問題がある」。ふむ、それで、スポンサーの米軍は撤退しろと。

で、その後の治安維持体制はどうするんです ? それに対して、この論では「減ると考えている」と述べているだけで、具体的にどうやって減るのかには一切言及していません。

おそらく、「米軍が撤退すれば、武装闘争は終結するはずだ」という辺りが氏の考えかと思われます。ところがぎっちょんちょん、同じエントリの中には、こんな記述も。

内紛をかき立てているのはイスラエルなのかもしれない。イラクが永遠に不安定で有り続けることはイスラエルの利益であろうから。

断定はできない。

m9(^Д^)プギャー

一応、「断定はできない」と逃げを打ってますが、それにしても支離滅裂。何でも「ユダヤ陰謀論」で解決すると思ってるんでしょうか。

今のイスラエルにとって、最大の戦略的脅威はどこか ? それはイラクではありません。イランとシリアです。イランは「イスラエルを滅ぼしてやる」と公言して、弾道ミサイルや核兵器の開発、その他の軍備増強に血道を上げています。そして、シリアとつるんで Hizbullah を支援しています。また、イランとシリアは「やばいことになったら助け合おうぜ」と協定を結んでいる仲でもあります。シリア国内には、イランも関与して運用している SIGINT 施設が複数あります。(イスラエルとトルコが仲良しなのは、そのシリアを背後から牽制する狙いがあるわけでして)

では、イラクはどうか ? かつてのイラクは、確かにイスラエルにとっての脅威でした。中東戦争でイラクがアラブ側に加勢、派兵した事実もあります。ところが現在ではどうかというと、イラクはイスラエルにとっての軍事的脅威にはなっていません。意思も能力もありません。そして、そもそもイラクとイスラエルは国境を接していないし、それを解消するための飛び道具たる、弾道ミサイルも空軍力もありません。

野原氏みたいな人は、とりあえずイスラエルを悪者にすれば納得するのでしょう。だから、

米軍が去るとき、そしてイスラエルが傀儡勢力を築くとき、レジスタンスを根こそぎにしておくことにある。アメリカはスンニ派を権力から追放し、警察を指揮する内務省をシーア派に担当させた。彼らはスンニ派の寺院を爆破してはシーア派のせいにし、そして今度はシーア派の警察署を自動車爆弾で襲う。双方が互いに非難しあうようになれば、それが基盤となって内戦が近づく。

なんて陰謀論に飛びつくわけですが、シーア派といったらイランと同じですよ ? アメリカとイスラエルがつるんでイラクのシーア派の力を増したら、それは結果として、イスラエルにとって最大の戦略的脅威であるイランがイラクに浸透するのに手を貸すことになる。そんなストーリーは支離滅裂もいいところです。

さらにいえば、武装勢力とかテロリストとか、言い方はいろいろありますが、この手の反米武装闘争を目的とする組織が、イラクから米軍が撤退しただけで「ハイそうですか」と闘争を止めるでしょうか ? 私はそうは思いませんが。(「イラクでの騒擾が「反米闘争」でなければ、「レジスタンス」という言葉を使っている野原氏の主張が成立しない点に注意)

そして、テロ組織が活動するために必要な三大要素「庇護者」「スポンサー」「聖域」のうち、「聖域」としてイラクを利用する可能性は大いにあります。なぜなら、テロリストにとって最良の聖域とは、政府がまともに治安維持機能を発揮できない「失敗国家」であって、宗派間対立でグタグダになっているイラクには、そうなる資格が十分にあるからです。そして、「庇護者」「スポンサー」についても、同じ「反米」という旗印を掲げるイランが加わらないという保証はないですから。

とまあそんな訳で、この答案は私に対する回答としては「0 点」です。自らの主張に合うお仲間の言説ばかりをかき集めて、陰謀論で味付けする手法の限界でしょうか。

ところで、「自衛隊のイラク派遣を続けると日本が焦土になる」のは何故です ?

築城じゃなくて追記 (2006/12/24 13:06)

なんか、当該エントリで私の過去の発言を引っ張り出してこき下ろしているようですけれど、よく分かってないようですからいっておきましょう。

後から結果だけ見て非難するだけなら、誰でもできます。成功するかどうか分からなくても、とにかく何かを考えて提言する、実行に移す人こそが尊敬されるべきで、後知恵で揚げ足をとり、失敗をあげつらうだけの人には、えらそうに御託を並べる資格はありませんね。氏が私に対抗して何か提言することを全くしないのは、「何も考えていない」か「自分の提言がスカに終わって非難されるのが怖いヘタレ」なのかの、どちらかでしょう。

12/24/2006 in 今日のひとこと | Permalink

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» テロリストを擁護する野原燐 from ファイア ラウンジ☆すこぶる丁重

http://d.hatena.ne.jp/settu/20061217/p1 のコメ欄より 今ここにいる話し相手を誹謗中傷することは、私の感覚ではそれほど悪い事とは思えません。今ここにいる話し相手なら直ちに言い返すことができるのですから。それよりも「ここ」から空間的にも文化的心理的にも…… [Read More]

Tracked on Jan 3, 2007 1:00:24 AM

Comments

野原氏の当該エントリ中

■陸上自衛隊は、サマワで何をしたのか

(ソースのJANJANというのは初めて存在を知ったので実情はともかく、市民メディアと謳ってるあたり微妙?)

>膨大な金を掛けた割に、ちょっとした民間ボランティア程度(あるいはそれより劣る)の「支援」しかできていない。

って、それを専門に行ってるわけじゃないから能力に差があるのは当然じゃないかと思うわけですが・・・

>フランスのNGO、ACTEDが日本の外務省の無償資金協力約4000万円を受け、給水車両35台を借りて

だからこそNGOに日本政府(=イラク復興支援の一部)から資金提供したと考えられるんですが・・・

そう読めるのは私の見方が偏ってるからなんでしょうか?(笑)

衆議院質問答弁書136号をざっと読むかぎりでは、現地住民の雇用、現地医師への技術支援や医療器具提供など、私が思っていたよりも重視されていて逆に好感もてました。

というか野原氏は多くのサマワ住民が自衛隊に感謝しているという実情は嫌なんでしょうかね?(笑)

Posted by: Asuha | Dec 24, 2006 1:32:39 PM

自衛隊がイラクで成果を挙げたという話を認めてしまうと、野原氏自身の主張が木っ端微塵になりかねませんからw

ちなみに私は軍だけでも NGO だけでもダメで、両者が協力するべきだと本館で書いたことがあります。それぞれ得意分野があるのですから、どちらか一方だけで解決すべきだとか、両者の成果を単純に数字だけで比較するとかいうゼロサム・ゲームな思考こそ、もっとも忌避すべきものです。

Posted by: 井上 | Dec 24, 2006 1:39:03 PM

ttp://d.hatena.ne.jp/noharra/20061220#p4

への応答ありがとうございます。野原燐です。

1 アメリカは約束しましたか?

約束しました。

2 イラクの情況はどうですか?

とてもひどいです。

3 米軍が撤退するなら暴力・武力事件は減るでしょうか?

おそらく減るでしょう。

4 米軍は虐殺しましたか?

虐殺はあったと思われます。

5 米軍増派に効果はあるか?

ないと思われます。

6 米軍はイラクを安定化できるか?

できないと思われます。

7 なぜ暗殺が続いているのか?

内紛をかき立てているのはイスラエルなのかもしれない。イラクが永遠に不安定で有り続けることはイスラエルの利益であろうから。

断定はできない。

8 アメリカはなぜ撤退しないのですか?

なんら影響力も権益も残さない撤退をアメリカがしたくないからです。

9 レジスタンスは勝利しつつあるのですか?

そういう見方もあります。

で、

3 米軍が撤退するなら暴力・武力事件は減るでしょうか?

7 なぜ暗殺が続いているのか?

以外の項目については反論できない。でいいのですね。

Posted by: 野原燐 | Dec 24, 2006 1:45:04 PM

だいたい、私に「手当たり次第に噛みついては、勝った気になっている」と書かれているのに、さらにその通りの行動を積み重ねますかねぇ、普通…

Posted by: 井上 | Dec 24, 2006 1:45:44 PM

思われますだのかもしれないだの、推定語句のオンパレードで反論と呼ぶのは恥ずかしくないのだろうか。

俺には理解できない。

Posted by: CHF | Dec 24, 2006 1:53:12 PM

どうやら、私が「反論できない」と書くことを期待しているようですね。そうすれば、あなたは「勝った気」になって自尊心を満足させられると。

だいたい、私がいつ、「アメリカがイラクで成功をおさめている」「何の事件も起きていない」なんてことを主張しましたっけ ? 主張していない点に突っ込んでも意味はありません。以前から繰り返し書いているように、「アメリカは失敗した。その現状からいかに建て直すか」というのが話の発端です。

ところがあなたは、そこから話を引きはがして「アメリカの失敗をあげつらう」という方向に持って行こうとばかりしている。私が一連のやりとりで一貫して指摘しているのは、あなたのそういった「後知恵で非難するだけのド三流評論家的体質」なのです。

現状がどうだろうが、イラク国民が自前の治安維持組織を持ち、自分たちの手で自分の国の安定を図ることができなければ、問題の解決はないでしょう。国防と治安維持は国家が国家として成立するための根幹だからです。一時的には他国の支援が必要だとしても、最終的には自立の方向に持って行かなければならない。では、それに必要な資産を持っているのは誰か、どうすれば自立させられるのか、という話です。

ところがあなたは、それに対して「アメリカ怪しからん」「失敗しやがって、やーいやーい」というだけで、「誰それならアメリカに取って代わることができる」と示すことができず、「解決するだろう」という希望的観測にのみ拠っている。いや、酔っている。そして、アメリカの非難をするだけで自分が正義の味方になった気でいる。

要するに、あなたは揚げ足とりしかできないということを、自らの身を持って証明し続けているのです。まずはそのことを自覚しましょう。

Posted by: 井上 | Dec 24, 2006 1:57:07 PM

 正直、野犬程度の精神状態と見なされても仕方のない方ですから、ある意味普通だとは言えますね。

 どの様に言われようと悪口雑言を撒き散らすと見なされる言動を止めない方ですし、他所の話を持ち込むようでアレですが、摂津堂の教訓を生かす意志すら感じられませんな。

Posted by: ooi | Dec 24, 2006 1:58:54 PM

いやまったく。

少なくとも私は、野原氏にこき下ろされるような「何か」を提言しているわけです。そこが、氏と決定的に違うのです。思うに野原氏、自分が批判されるということに対して、決定的に耐性を欠いているのでしょう。これ、本館 Opinion のネタに使えるかも。

Posted by: 井上 | Dec 24, 2006 2:06:43 PM

「野犬程度の精神状態」が分からない方のために、メモ。

http://d.hatena.ne.jp/settu/20061217/p1#c1166693212

      • 引用はじめ

ただし、今ここにいる話し相手を誹謗中傷することは、私の感覚ではそれほど悪い事とは思えません。今ここにいる話し相手なら直ちに言い返すことができるのですから。

それよりも「ここ」から空間的にも文化的心理的にも離れた場所にいる人をテロリストと決めつけることは、それが間違っていた場合決定的な「悪」であると思います。テロリストと呼ばれた人は言い返すことができないのですから。

      • 引用終わり

Posted by: 井上 | Dec 24, 2006 5:30:42 PM

田中宇氏の毒電波と同クラスですな。

Posted by: 通行人 | Dec 24, 2006 8:20:18 PM

上でリンクした「摂津堂」のコメ欄はなかなか壮烈なことになっているので、一見の価値ありです。これを御覧になれば、ooi さんから頂戴したコメントの意味がお分かりいただけるかと > ALL

Posted by: 井上 | Dec 24, 2006 10:08:23 PM

なにやらすさまじいことになってますね。

私は今までkojii.netへはパソコンの話やらうめ吉やらを見に訪問していた一訪問者の身分です。

恥ずかしながら、成人してる身ですが国際社会がどうこうとか、イラクの行く先とか、難しいことはわかりません。そんな私ですが、いろいろと一連の話をかみ砕いてみました。

野原氏の主張は「とにかく米軍は撤退せよ」と言うのが一つ、もう一つは「日本はこの件に関わる権利も義務無い。だから口出しするな」この二つだと読み取れます。とはいえ、イラクの崩壊を望んでいるわけではないようです。

つまり、この件については外野は出てくるなと。しかるべき人間がしかるべき対策を考えよと。

ならば、イラク民の立場で考えてみます。イラクにだって何千何万と人はいると思います。決して考えは一つではないでしょう。それらの人は何を考えるでしょうか。・・・日々の暮らしを送るのが精一杯の気がします。米軍がどうのとか、テロがどうのというのを考える余裕のある人がどれだけいるのでしょうか?

つまり、現状のイラクは、自分の行く先を決めることもできません。イラクの行く先はその周囲にゆだねられているともいえます。

今、米軍が撤退したら、救世主のような人物が降臨してイラクを導いて行くのでもない限り、おおよその予想通りさらに悲惨な状況になるでしょう。それを野原氏は「我々の考える問題じゃない」と切って捨てます。彼は救世主が誕生すると信じているのでしょうか?それとも井上氏他が言うとおり、日本よければすべてよし、イラクはイラク人が何とかするからほっとけというのでしょうか?

イラクは今、自分の行く先を決めることもできません。つまり、今後のイラクは外野の、「国際社会」によって命運が握られてるんです。自立した国家として生まれ変わるのか、それともテロ国家となるのか。

・・・まとめてみたところ、野原氏は「手段」をよしとせず、その「結果」については言及していません。確かに世の中「手段」を問う時代にはなっています。「結果」がよければ何をしてもいいわけではありません。しかし、それも表面的な話です。

「手段」問うのは、それが明らかに問題のある「結果」を残すからです。法律等で「手段」を縛るのはある「結果」があり、その「結果」を起こさないように「手段」を縛るのです。

つまり、「結果」が重要なのです。なのに野原氏はその「結果」を見ようとしない。ここが原因のように思えます。

・・・あるいは「米軍撤退」が「結果」なので、その先には何も存在しない、なのでしょうか。

長文失礼しました。が、最後に一つだけ。

口調が汚くて申し訳ありません。

日本がイラクに関与する権利がないなら、野原さん、あんたにもこの問題にあれこれ口出しする権利なんてねーよwwwww

Posted by: airwing | Dec 25, 2006 4:05:40 AM

「手段」と「結果」という話についていえば、本来であれば重視すべき「結果」の話をそっちのけにして、「手段」にばかり拘泥した議論を繰り広げている事例がありますねぇ。しまいには、その「手段」を絶対不可触の聖典扱いにしてしまうのだから、わけがわかりません。

イラクの治安問題についていえば、とにもかくにもイラクの国民が自分達の力で、自国の治安を維持して悪い奴らを追い出すのが、目指すべき「結果」なわけです。治安の安定がなければ、海外からの投資は呼び込めないし、せっかく石油があっても安定して輸出するのが難しくなるし、その他いろいろ支障が出ます。ところが野原氏曰く。

>イラクの軍と警察、それとまともな政権を(3年半にわたって

>失敗し続けてきたのと同じ方法で) 育成すると。それが井上

>さんの言う「代案」なわけですね。

>すばらしい! としか申し上げようがありません。

じゃあ、イラクに自前の政権と治安部隊を持たせない選択肢を推すのかと。そりゃすばらしすぎます。現状がうまくいっていなかろうがなんだろうが、それ以外の選択肢なんてないんですよ。自分で自分の国を治めることができないのでは、話が始まりません。

で、「じゃあ、どうやって政権を育成するのか、誰が治安を維持するのか」といって私が対案を求めると野原氏は (以下略)

Posted by: 井上 | Dec 25, 2006 9:41:14 AM

 3年で結果が出るような問題だったらだれも苦労はしないと思いますが、楽天(not某グループ(ヲ)的だったり、悲観的だったり、ご苦労な方だと思います、ハイ。>野原氏

 ぶっちゃけ、「米軍がイラクから手を引く」よりはまだ「米軍がイラク自身の手による治安組織の育成を援助する」方がよっぽど素晴らしい案ではないかと思いますが、良きにつけ悪しきにつつけ、今のイラクの現状を招いた一因はアメリカ「にも」(ハイ、ここ重要ね)ある訳です、その責任をきっちり取って貰う方がよっぽど理にかなってますなあ。

 あ、なんで「にも」なのか、そりゃあんた、国際情勢を読み違えて国民に塗炭の苦しみを強いた責任は、イラクの旧指導部にもあったからですよ、全部をアメリカの責任にするのはそりゃ無邪気すぎますな。

Posted by: ooi | Dec 25, 2006 11:37:06 AM

初めまして。ストックオプションのころから

いつも楽しく拝見させていただいております。

さて、すでに多くの方も思われている事かもしれませんが、

野原氏が再三求めておられる

『井上氏の対案』

とはいったい何なのでしょう?

すでに井上氏をはじめ多くの方々は

「アメリカを主とする有志連合が、イラクの治安組織と

政府組織を確立するため、(これまでと同様に)活動を続ける事が

『ベスト』ではないにせよ『ベター』なのでは。」

とご自分の意見を述べられています。

(おおまかにこのような感じでよろしいでしょうか?>皆様方)

もうすでにご自分の意見を述べられている方に対して『対案』とは?

私にはおかしなことをおっしゃっているとしか思えないのですが?

(いまさらこの程度で何を・・・、という話は置いておきます)

どうしても気になってしまい、初めて書き込みさせていただきました。

本来、こちらではなく先方に書き込むべきなのでしょうが(苦笑)

面白い話に膨らませていただけるようでしたら幸いです。

Posted by: 美並 | Dec 25, 2006 7:25:47 PM

えーと。

私としてはそのつもりですし、以前からそれこそ何度も何度も何度も何度も書いてきたことなのですが、野原氏としては「それは失敗したのだから、別の対案を出しやがれこの野郎」というところなのではないでしょうか。まあ、米国の失敗には厳しく、自分の失言には甘い人ですから。

どうしても何か出せということなら、答えはひとつです。「失敗の原因を追及・改善して、イラク独自の治安部隊育成を進める」。上の方で書いているように、イラクが自身の問題を自身で解決できるようにする、という以外の選択肢はないのですから。

で、自衛隊のイラク派遣を続けると日本が焦土になるのはなぜなんでしょうか。依然として理解不可能です。

Posted by: 井上 | Dec 25, 2006 7:47:38 PM

野原氏は一度撤退した孤高さんの所に再び転進

しかもネタエントリでマジレス、主張はいつも通り…

もう何がしたいのかサッパリ分かんないよ( ´Д⊂ヽ

Posted by: BWS | Dec 27, 2006 2:01:00 AM

うわあ…

ネタをネタと見抜けない人は (ry ですね、まさに。

Posted by: 井上 | Dec 27, 2006 7:19:45 AM

野原です。

>>>・・・日々の暮らしを送るのが精一杯の気がします。米軍がどうのとか、テロがどうのというのを考える余裕のある人がどれだけいるのでしょうか?つまり、現状のイラクは、自分の行く先を決めることもできません。

というairwing氏の発言に対し、

ふーん。イラク人には余裕がないから、「米軍がどうのとか、テロがどうのというのを考える」ことができないと、airwing氏は主張する。

反論の余地がないほどばかげた発言だ。 と思ったので、うちのブログにそう書きました。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20061229#p2

Posted by: 野原燐 | Dec 31, 2006 9:22:53 AM

野原(もう一度)です。

>>>(井上)さらにいえば、武装勢力とかテロリストとか、言い方はいろいろありますが、この手の反米武装闘争を目的とする組織が、イラクから米軍が撤退しただけで「ハイそうですか」と闘争を止めるでしょうか ? 私はそうは思いませんが。

(「イラクでの騒擾が「反米闘争」でなければ、「レジスタンス」という言葉を使っている野原氏の主張が成立しない点に注意)

そして、テロ組織が活動するために必要な三大要素「庇護者」「スポンサー」「聖域」のうち、「聖域」としてイラクを利用する可能性は大いにあります。なぜなら、テロリストにとって最良の聖域とは、政府がまともに治安維持機能を発揮できない「失敗国家」であって、宗派間対立でグタグダになっているイラクには、そうなる資格が十分にあるからです。そして、「庇護者」「スポンサー」についても、同じ「反米」という旗印を掲げるイランが加わらないという保証はないですから。<<<

井上氏は米軍を攻撃するイラク人をテロリストと呼ぶのか、呼ばないのか、はっきりしてほしい。

“米軍が統治に失敗したままイラクに居座り続ける権利”を明示できない井上氏は、米軍を攻撃するイラク人をテロリストと呼ぶ権利もないはずだ。

井上氏はごまかす。「武装勢力とかテロリストとか、言い方はいろいろありますが、」

「この手の反米武装闘争を目的とする組織」いきなり差別意識丸出しの用語法。米軍の占領という状況の有無にかかわらず「この手の反米武装闘争を目的とする組織」は反米武装闘争を目的とする。

「米軍が撤退しただけで闘争を止めるでしょうか ? 私はそうは思いませんが。」それは「この手の反米武装闘争を目的とする組織」というカテゴリーを必要とする井上氏の脳内事情によることは明白だ。

「テロとの戦い」の為には占領が必要である。え、「テロの蔓延」のためには、占領すなわち「失敗国家」が必要である、の間違いじゃないの?

Posted by: 野原燐 | Dec 31, 2006 9:24:48 AM

>“米軍が統治に失敗したままイラクに居座り続ける権利”

ここまで来てしまったよ・・・。

選挙で選ばれたイラク政府の内閣が米軍の駐留を認めているなら、

それは、イラクに居座り続ける権利が与えられたことには、ならない?

>米軍を攻撃するイラク人をテロリストと呼ぶ権利もないはずだ。

何時から、言論の自由が保障されないようになったのだろうか、この国は?

Posted by: 通行人 | Dec 31, 2006 10:04:46 AM

 日常ではしばしば見かけることですが「人の善意が不幸を生み出す瞬間」がリアルタイムで展開していく様を観察するのは実に不幸な事でありますよ。

 ・・・ハイ、井上さんの事だと思った人、センセイ怒らないから手を上げなさい、。

Posted by: ooi | Dec 31, 2006 2:07:22 PM

年末なのに、頭から湯気を立ててこんなところで暴れて、おヒマですねえ。

国連安保理決議 1511 号を 100 万回読み返してください、と以前に書きましたが、お忘れですか ? 明示云々については、それで FA です。それに、決議 1511 には「失敗したら出ていけ」なんて記述はなかったかと思いますが、ちゃんと 100 万回読み返しましたか ?

それから、「言い返すことができない相手をテロリストと呼んではならない」という野原氏の脳内定義については、私は一切認めませんから、そのつもりで。第一、「テロリスト」という言葉の定義と米軍の駐留根拠は別問題です。もしも野原氏が、米軍に対する攻撃を「きれいな戦い」だとお考えなら、噛みつきたくなるのかも知れませんけれどねぇ。

ところで、「自衛隊の派遣を続けると日本が焦土になる」については、そろそろ辻褄の合う説明を考えつきましたか ? (笑)

Posted by: 井上 | Dec 31, 2006 4:55:04 PM

 我ながらヒマだと思いますがいくつか指摘を。

 米軍を攻撃するテロリスト=イラク人とは限らない混沌とした情勢を考えるならば、井上さんが反米闘争を目的とした武装組織をテロリストであるとした所で、イラク人を誹謗するとは必ずしもあたらないですし。

 しかし、真っ当な反米闘争ならば他にもデモでも国際世論に訴えかける報道でも幾らでも選択肢はあるだろうに、よりにも寄って武力闘争(しかもその場合、一般市民を巻き込むことすら有る)を選択し、テロ行為に走る勢力をテロ組織と呼んではならないってのは、何処のお花畑か焼き畑の決まりなのか、私にはよくわかりませんが、抵抗勢力とでも呼べば彼らの正当性でも高まるって言うんでしょうか、面白いご意見ですね。

 米軍が一般市民を犠牲にしていない、等とは言いませんが、そりゃ貴方の擁護する武装勢力も似たようなモンでしょうに、何故彼らのやることは正義なのでしょうか、ああ、そんなことは言ってない?まあ、そう言い抜けるのはご自由ですが、貴方の表現はこういう印象を回りに与えている事をお忘れ無く、これから貴方が何を言おうと言い訳にしか聞こえないですしね。

Posted by: ooi | Dec 31, 2006 8:41:55 PM

テロリストの定義の話が出ていますが、どうやらこの発端が前のエントリーの以下の俺の書き込みにあるようなので、あまり意味がないでしょうけども俺のテロリストの定義を書いておきます。

>待ってくれ、治安を悪化させているのはテロリストではないのか?

このテロリストというのは、テロル――すなわちなんらかの政治目的の達成のために恐怖や暴力を使うこと――を企図し準備し実行する人を指します。

それがイラク人であるとかイラク外の人であるとかは関係ありません。

現状、米軍などを追い出したいなら、イラク自身がすんなりと自治を確立して治安を維持できるようになるのが一番早いので、この手のテロルをする連中の目的はもしかしたら米軍を追い出したくないのかな?などと思ってしまったりします。

そう考えるとまた別の物が見えたり見えなかったり。これはミリタリーというより政治ですな。

Posted by: 遊び人(ネタ係 | Dec 31, 2006 11:58:14 PM

テロについて・・・

「テロ」の由来はフランスで(語源はラテン語で「恐怖」を意味)、

どちらかといえば「白色テロ」が連想されていたかも知れません。

最近は「テロ」と聞けば、「赤色テロ」に近いイメージが

一般的に連想されていることだと思います。

「赤色テロ」と違い、

イスラム過激派による行為は、

共産主義ではなく、宗教の価値観が背景にあるわけですが。

国連で「テロ」の定義について議論されていましたが、

アラブ諸国はイスラエルによるパレスチナ人への攻撃をテロ行為、

即ち「白色テロ」を「テロ」行為と認知しており、

欧米は、イスラム過激派による民間人を巻き込む攻撃をテロ行為、

ある種の「赤色テロ」を「テロ」行為と受け止めており、

「テロ」の定義について双方の意見の違いから結論が出ませんでした。

しかし、「近代テロ(仮)」のイメージとしては、

体制への国民の信頼性を低下させ、

国家への打撃と混乱(国家の機能を低下、もしくは麻痺)を

目的とした反抗で市民を標的、

又は市民を巻き込むことを厭わない殺傷を伴う攻撃ですね。

欧米のメディアには、

「テロ」と「レジスタンス」という言葉を避ける傾向にあり、

米軍がInsurgentsという言葉を使用してからは、

一部を除き欧米のメディアもInsurgentsと総称するようになりました。

意味は「反乱分子」や「暴徒」。

余談ですが、昔、ニュースステーションで久米宏氏が

イラクの武装闘争を「レジスタンスです」と真面目そうに言ったことは

笑えました。

アカヒテレビだから仕方ないけど。

Posted by: 通行人 | Jan 1, 2007 4:19:40 PM

単に「暴力による恐怖」だけだと、国家が始める戦争行為との区別がつかなくなるので、「国家とは無関係に動いている個人、あるいは組織による、何らかの政治的意志をごり押しするための、民間人などを対象として武力攻撃による恐怖に訴える手法」をテロ行為と定義すると、だいぶ現実に近づくかなと思いました。「民間人 *など*」としたのは、法執行機関などを対象とする攻撃はテロに入れていいと思ったためです。

ちなみに MNF-I の報道発表を見ていると、アルカイダ関連らしい相手だと terrorist、それ以外は insurgent と使い分けているように見受けられます。うちの本館で日本語サマリーをまとめるときにも、この分類を使っています。

もっとも、私が「テロリスト」といっている対象は、もう少し広いのです。それは、かつてアフガニスタンにテロ組織が入り込んで、聖域化したような状況を想定しているためです。

Posted by: 井上 | Jan 2, 2007 11:53:12 PM

× : もう少し広い

○ : イラクで暴れている連中だけではなく、もう少し広い

端折ると、意味がまったく変わってしまう…

Posted by: 井上 | Jan 4, 2007 4:11:06 PM

傍から観察していて感じたのですが、今の野原氏は議論をする気が無い、いや、むしろ議論を積極的に壊すことを目的として発言を重ねているのではないかと感じられます。彼の今やっていることは、井上さんが使われた言葉の定義にいちゃもんを付け、主語を明らかにしろと噛み付き、更には前に井上さんが明確に反論し否定された話までもを再び持ち出してきて、「井上氏は~に反論出来ない、でよろしいですね」、と勝手に決め付けて形式的に勝ったことにしようとする、それの繰り返しです。

彼が論理の破綻を歯牙にもかけず無謀な行動を繰り返す目的は何か?大胆に想像を働かせますと、「井上さんの消耗」ではないかと。

無茶苦茶な発言を繰り返すことで議論を不毛なものに感じさせ、井上氏の議論しようという意欲を失わせることを目的としているのだと思われます。

つまり、彼は論争に判定負けが無いことをいいことに、「オレはまだ負けてない、負けてない」と喚き続けることで井上さんが呆れてリングを降りるのを期待しているんでしょう。で、井上さんが降りたら、settuさんのトコでやったように捨て台詞を吐き、勝ったことにして遁走、これが彼の勝利の方程式。

もし私の推測が当たっているとすると、こりゃ面倒な話ですよ。真面目に議論しても成果は上がらないが、さりとてこちらから打ち切ったら後味悪いことこの上ない。なんか対テロ戦みたいだw

井上さんも野原氏相手の不毛な議論の泥沼からの出口戦略を錬るべきだと思います。このまま続けても得るものは何も無いと思われます、僣越ながら。

リアリズム改変ネタ:

野原という名の不毛な泥沼はすぐに抜け出さなければますます深くなり(60年前の日本のように)平和だった本土が焦土になることさえ起こるのです。これはリアリズムです。

奴は野原に非ず、泥沼なり。

議論ののちに、ペンペン草も生えやしない。

Posted by: sano | Jan 5, 2007 10:19:53 PM

多分、御指摘の通りだろうと思います。

なんていうやりとりをしていると、本人が降臨して「そうじゃない」と言い出しそうではありますが、口先だけなら何とでもいえます。口先よりも実際の行動がすべてを表しています。

実際のところ、今までの調子で続けていても、「野原氏はこの程度のことしかできない人間なのだ」という事実を全世界に向けて広告するだけなのです。ですから、それを今後も続けるようであれば、自分で自分の評判を落とすだけです。それは、ここにコメントしてくださった皆さんの反応からも明白でしょう。

おまけに、サポーターが一人もいない状態で away の試合を続けているのですから、なにをかいわんや。

このままフェードアウトして野原氏がそっと撤退※ したとしても、私としては殊更に「勝利宣言」なんて真似をするつもりはないですし、いわんや、氏の日記に突撃して引っかき回すつもりもないのですけれど。単に、今後も平常運行で能天気ブログを続けるだけのことです。

※ : ここでいう撤退とは、ここでのコメントだけでなく、自身の日記で私の件に言及する行為も含めての話です。自身の日記で言及を続けていれば、それはここにコメントするのとほとんど等価みたいなもんですから。

とはいえ、氏がどう出るか分かりませんから、私としても最悪の事態に備えた策は練っておく必要がありますね。御指摘、ありがとうございます。

Posted by: 井上 | Jan 6, 2007 7:36:23 PM

中道右派 『>☆白馬事件の総括方法 について

>エリート軍人が白昼堂々慰安所を開設した行為が、個人犯罪であるはずもない。組織による犯罪である。

個人犯罪と国家犯罪の本質的違いを理解していないことの証拠を自白して下さり、ありがとう。アメリカ軍人もハワイで第二次大戦中に軍用慰安所を設置したそうですね。相手によっては、未来永劫無知カードを突きつけてくるでしょう。私はしませんが。

>中道右派さんは現在の米兵レイプを批判し、グアンタナモ基地での人権侵害、イラク占領軍の暴虐などを糾弾する立場に立つということですね。大変結構!

そのとおり。

>「説明の下手さ」の問題ではないだろう。あなたたちの論理立場に立っても致命的なミスである。

定義の厳密さに欠けるということです。

ただし、これをチャンスと捉える余地もあります。

なぜこのような分かりにくい説明がはびこったかを、時系列に従って説明していくと、吉見氏の研究者としての不誠実さが浮き彫りになっていきますから。

>近代法の諸原則がわたしの議論とどういう関係にあるのかよく読んで応えてくださいよ。

下記Q2-2を参照ください。

>>>>Q3:正確に、売春婦派と呼んではいかがか?性奴隷派の野原さん。

>>>>Q4:私は、外国人の妻にはそんなに家事しなくていいよと言われるが

>無意味なQを立てるな。

意味はあります。

下記Q3-2、Q4-2を参照ください。

過去の日本の不道徳を犯罪と主張するのは結構ですが、ご自分の手法の不道徳さとも真摯に向き合うべきでしょうね。

私も、自分の未熟さと真摯に向き合いましょう。

>「大アジア主義にシンパシーを寄せる私」大変結構。で、

> この論理から言えば、どちらかを差別しなければならないとすれば、むしろ中国・朝鮮人ではなくオランダ人、アメリカ人であったはずです。しかし日本人がやったことは反対でした。自国民である日本人だけでなく、国際法違反という声を恐れてオランダ人に対しても一定の遠慮は見せました。しかし「アジア人」に対しては蹂躙しほうだいといった状態でした。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20070309#p5

に対する反論は?

八紘一宇の主張に瑕疵があったのは、誠に残念なことです。

私は、亜細亜女性基金には、道徳的責任を感じて、村山元首相の10倍以上の金額を寄付させていただきました。

>民族差別を肯定して、慰安婦問題の有責性をかわそうとする「中道右派」氏の「大アジア主義」とは!?

私の主張の重点は、『強制の有無』以下の後段にあるので、あなたに都合のいい編集はお断りします。

>WWⅡ以後でも、民族差別が違法でない国は多かったし、強制の有無とはそもそも別問題なのにこじつけて説明するから、平均的日本人の反感を買う。

左翼系が主流の日弁連勧告ですら人種差別を強制の定義から排除したのは、法の不遡及の原則を否定できないからでしょう。ヒントに書いておいたでしょ?

私の理想は、レッテルをつけるとしたら、日本からトルコまでの汎亜細亜の法の支配でしょうね。遥か未来かもしれないが、大陸も民主化して加わることを希望しています。

>中道右派氏はマブダチ(奴隷)派じゃなく、イラク占領反対派ですよね?

残念ながら、これ以上のカオス化を防ぐ責任も、アメリカには生じていると思います。

米国民が嫌がっても、増派は、ブッシュの開戦を復讐と狂熱と偏見から支持した因果ですな。アメリカが退くなら、最低限でも治安を維持できる勢力を養成してからにすべきでしょう。強いて言うなら、早くポチから脱してステークホルダーになりたい派。私がもし権力を握ったら、何も言わずに米国債を売ります(ハイリスクだが)。そのためにはNATO参加が早道ですかな。インドと同時参加はできないものか。

>野原はこのブログでアクセス禁止したことは一度もない。

>自分の目の前にあるパソコンとネットについても、思い通りにいかないと原因を他人に押しつける「中道右派」氏=“成熟の欠如”

誠に耳が痛い。自分の未熟さと真摯に向き合いましょう。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20070314#c117403513

>引用の仕方として0点かどうなかなど論点ではない。

そのとおり。そんなことは思っていません。

単に、その前の『ほしがるなよ』という命令口調(わざわざオミットしたのは自分に都合のいい引用の際の編集の具体例ですか?)をいさめたつもりだったのですが。

わざわざ偽悪的に怒ったフリまでしてね。

その後の対応で、私の真意を理解していただけと思って、少し見直しましたが、やはり分かっていただけませんでしたか。これも私の未熟さゆえでしょう。

>ミッチナレポートは君たちの好きな「客観的に存在する証拠」である。

そのとおり。

>あなたと(一部の無知な読者のために)それが「客観的に存在する証拠」であることを立証する必要はこちらにない。

立証する必要はないですよ。

引用の作法として、検証可能性を担保するため、原典主義(孫引きは悪弊)は、以後心がけて下さい。

内容を改ざんする可能性を極力防止するためです。

>「客観的に存在する証拠」を堂々と無視して論を立てることのできる〈俺様裁判官〉=〈脳内裁判官〉の面目躍如!!

レッテル張りですか。

ただし、前者は気に入りましたよ。

以後、より人格の表示としてふさわしい『俺様裁判官』とHNを変えましょうか?

野原検事、証拠の標目を正確に作れる公判検事は、裁判官の心証がよくなりますよ。

私の言いたいのはその程度のことです。

全体として、自分の都合のいい質問だけ選んで答えるという具体例を呈示して下さり、ありがとう。

念のため修正してもう一度うかがいます。

Q1-2:時効という法原則に逆らい過去を告発する情熱の生じた原因は?コミンテルンの対日テーゼに洗脳されましたか?それ以外の原因があるのですか?

Q2-2:野原氏は、近代法の諸原則の本質を理解していないのは分かりましたが、

尊重もしたくないですか?国際法秩序が更に乱れてカオスが到来し、共産革命が到来することを夢見ているのでしょうか?それとも、比較的多数の世界一般の国民に受け入れられる、法の支配に代替可能な利害調整ルールの私案がおありですか?

>>  1990年代以降日本国内に拡がった“なかった派”はレイシストであり、〈戦後〉の国際社会の最低基準をクリアーしておらず、「国境」を一歩も出ることができない!*5

Q3-2:印象操作やレッテル張りをするなら、もっと正確に、売春婦派と呼んではいかがか?性奴隷派の野原さん。という提案です。

Q4-2:外国人の妻と家事労働を分担している事実・・・レイシストという名誉毀損に対する反証。私は自己の名誉が不当に毀損されるのを好みません。妥当な批判は厳粛に受け止めます。まだ未熟ですが。

Q4 -3:奥様から家事労働の利益を全面的に搾取している自覚のある(あった?)野原氏(自白済み・河野談話をより強化しようとする野原氏は自己の道徳的罪を自覚しているのであろうか?それとも愛ゆえに正当化できるという考えか?)は、アンチフェミニズムで性奴隷制的夫婦制度の支持派なのですか?そうでないとしたら、社会主義を標榜しながら資本主義的快楽をむさぼる金正日と同様の偽善者と呼ばれる危険もありますよ。』(2007/03/22 01:08)

157 世界とは卵(らん)である 野原 燐 2003/02/01 14:42

檜垣立哉さんの『ドゥルーズ』NHK出版の薄い哲学シリーズの一冊、

図書館にあったので借りてみた。

読みやすく面白い。

世界とは卵(らん)である。という断言から始まる。おおっ!

「表面的には均質的にもみえる卵の内部は、さまざまな分化に向かう

力の線に溢れている。」しかも「それが何になるのかが、あらかじめ

すっかり決定されているわけではない。」

「多様なかたちをとるために、それ自身はかたちをなしていない力の

かたまり、それが卵である。」p28

生きるとは、未決定性それもどろどろぬたぬたした粘液のなかで育まれる

生成(安住すべき拠点も定められた目的もない)そのもののことだ。

これってかなり神道的な気がする。

「神とは常の神にあらず。天地に先だてる神をいふ。道とは常の道にあらず。

乾坤に越えたる道をいふ。」『神道大意』(15世紀)より。(註)

世界が名づけ得る諸現象に分化する以前の、始まる前の<混沌>。それが

吉田神道での神である。

根拠、基盤、絶対的基準そういったものすべてを拒否して、なお多様性の

生成に賭けたドルゥーズ。その営みからは学ぶべき多くのものがあるはずだ。

だが、一方混沌というものも、正反対の筈の天皇絶対主義のような同一性の

思考(制度)の支柱になってしまうこともある。それも同一性の思考の罠

というものなのだろうか。

どろどろぬたぬたした粘液即ち卵といった奇妙な未開のイメージが、

実は最新の哲学の基礎概念となっているということ。そのことが、

わたしにはとても面白く思えた。(そして、神道も一部だけ取り出すなら

捨てたもんじゃないのだとも思えた。ふっふ。)

                     野原燐

註:菅野覚明『神道の逆襲』p122(講談社現代新書) より

算数パズルは受けないか?

わたしは儒教の本を読了したのでそれについて書かねばと思いつつ上手くいきません。今日は小学4年から中学1年までの子供5人が来て家族パーティだった。わたしは儒教(神道)??なのでクリスマスパーティではない。問題を出して、チャチなプレゼントを渡した。下位3人には罰ゲームとして次の算数の問題をやらせようとしたが嫌がってやってくれない。仕方にないので1問はむりやり大人にやらせた。やっぱり算数パズルは受けない。でも日本は世界に冠たる「根付け」文化、俳句、短歌文化の国である。今日では200円ほどで売ってるフィギア付きお菓子なんてものも値段の割に信じられないほど精巧なものだ。即ち小さくて精巧なものが好きなのだ。文化でもヘーゲルやマルクスの如き大大思想を志向しても無駄だ、それより小さな問題を精妙に解く芸を競うということが、今後伸びていくはずだ。

子供にやらせようとした問題は以下の三つ。(1)縦横斜め、四匹ずつそろえたら良い。http://web2.incl.ne.jp/yaoki/week186.htm

(2)『三角形のPeg Solitaire』です。http://web2.incl.ne.jp/yaoki/week180.htm

(3)数字をあるルールで「777」とかにそろえる。http://web2.incl.ne.jp/yaoki/week169.htm

(4)この問題が出来なくてくやしい。「3匹の豚と5匹のライオンがおり、5×5のマス目があります。 縦、横、斜いれてくださいめのどの線上にも同じ動物は配置できるが、違う動物は配置できない。8匹を升目にいれてください。 」http://web2.incl.ne.jp/yaoki/week179.htm

網野善彦氏が亡くなられた。

「日本は日本である」といった同一性の神話に対して闘い続けた偉大な先達である、網野氏は、私にとって。哀悼の意を表したい。

 といっても不勉強なわたしは彼の本をよく読んでいるわけでもありません。『日本中世の民衆像』という岩波新書が出てきた。冒頭で、日本人単一民族説と「日本人の生活の中心は水稲耕作だ」二つの考えを挙げ、それは「やや極端にいうならば(略)この日本列島に住み生活をしてきた庶民にとって決して真実とはいいがたいの ではないか」と書いています。

いくらいってもわたしたちは日本とか朝鮮(あるいは韓国)という、たった一つの言葉でありながら世界を僭称する共同幻想以上のもの、から逃れられない。だから同一性の神話とは絶えず闘い続けなければいけない。