在日朝鮮人とは

(突然ですが)朝鮮人でたまたま祖父や親の代に日本に来て今もいる人たち、というふうに在日朝鮮人を捉えていた(ような気がする)。だが、だいたい来た時期は1945年以前であり、朝鮮と日本の間には国境はなかった。したがって、いわゆる在日朝鮮人の現在の法的地位は1945年以来の日本政府の法的処置の結果以外の何物でもない。

http://www.han.org/a/half-moon/hm025.html#No.198 から

田中宏・一橋大教授の文章を引いておきます。

  「在日朝鮮人の国籍問題は、第一次大戦後のベルサイユ条約にある国籍選択方式を念頭に置きながら、やがては日本国籍の一斉喪失へ、そして、それ以降の日本国籍取得は『帰化』によって対処する、その際も、『日本国民であった者』とも『日本国籍を失った者』とも扱わないことによって完結した。

  それは、かって帝国臣民たることを強制した者を、一般外国人と全く同じ条件で帰化審査に付すことを意味し、みごとに『歴史の抹消』がなされたと言えよう。

  そもそも、帰化というのは、日本国家がまったく自己の好みによって相手を自由に『選択』できる制度なのである。前にみた西ドイツにおける国籍選択は、オーストリア人の選択に西ドイツが従う制度であり、日本とはまるで正反対である。(後略)」

泥としての子供の擁護

http://barairo.net/ のhippieさんの下記の文章に

http://barairo.net/UStour2004/archives/000031.html

次の通り、コメントを付けました。

hippieさま

 日比野さんのパレスチナ関係の講演とかを、1、2回聴きに行ったことのある野原燐(ハンドルネーム)(男性)と言います。関連したことを最近少し考えたので少し反応させていただきます。

>>日本の一定のフェミ業界では大きな危機感が抱かれ、「憲法の男女平等を守れ」と強く主張している人がいます。

   「危機感」というのはわたしも少しいぶかしい気がしました。わたしの感覚では男女平等というのは法のアプリオリに組み込まれていると感じており、戦前的パラダイムに本気で戻せるのか、え?え? と突っ込めば法的常識の範疇では答えられないと思うのですが。こういう動きは侮蔑してやるという感覚を広げていけばよいのではないでしょうか。

>>また第一章の天皇制の規定は全て削除して、君主制国家としての日本のあり方を共和制国家に変えるべきです。

   同意します。

>>「現在の私たちの生活」は、守るべきものなのではなく、変わるべきもの、変えるべきものです。

   同意します。

さて、24条改正論ですが、

>>「大人になれば結婚すること」を自明視する社会自体を変えるべきだし、結婚しない人が何の不自由なく生きることのできる社会をつくるべきです。

 まあいちゃもんつけになるかもしれませんが、「結婚しない人」というカテゴリーはちょっとあやしい、と感じる。とりあえずわたしは、未婚の母から生まれた子供が増加し幸福に暮らしていける社会を作っていくべきだと考えています。子供を作らない自由は認めます。人間存在とはその過半が泥のようなものではないでしょうか。仏教で言う「生老病死」とは泥のような対象化しにくいエリアです。そうしたエリアを敬遠し生きていく方向に流していこうとするベクトルがわたしたちの世界には流れているのではないでしょうか。そうであるとすれば子供を作らない自由を行使したとしても、同時に子供を育てる自由を行使した方が良いのではないでしょうか。

 日比野さんは子供について一言も触れていないので過剰反応になりますが。子供をどのようなイメージで見ているのかが問題です。子供は愛の結晶ではありません。不定形で不安定な他者です。

護憲派批判という文脈で書かれていたので、別の文脈でのちょっとした違和感について書いてみました。もちろん批判未満であることは自覚しております。

とりとめのない文章ですみませんでした。

関連表現が下記にあるので、よかったら併せて読んでください。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20040905#p1

はてなダイアリー – 彎曲していく日常

                   野原燐

井沢「数千万」捏造発言

http://d.hatena.ne.jp/Jonah_2/20041018#p1 経由の

http://dklog.jp/u/yuuko999/#0000978507 から

「たかじん」南京虐殺、靖国参拝など(ゲスト:西尾幹二) 「たかじんのそこまで言って委員会」の発言記録をコピーさせてもらいます。

井沢元彦氏の発言。

今、テレビを見てて、西尾さんを、こいつは右翼で嘘を言ってるんじゃないか?と思ってる人に、ぜひ聞いてほしい。中国で戦後、文化大革命があったが、中国共産党は少なく見積もって数千万人を殺した。戦争でなく。20年ぐらい前にそれを言うと右翼だとか、軍国主義だとか、学問をねじまげてるとか言われた。が、今はどうか。中国ですら認めてる。中国の共産党政権は、政権の都合によって事実をすぐ変える。文革は共産党による大虐殺。数の桁が違う。南京30万人どころではない。そういうことをぜひ考えてほしい。

今、テレビを見てて、西尾さんを、こいつは右翼で嘘を言ってるんじゃないか?と思ってる人に、ぜひ聞いてほしい。中国で戦後、文化大革命があったが、中国共産党は少なく見積もって数千万人を殺した。戦争でなく。20年ぐらい前にそれを言うと右翼だとか、軍国主義だとか、学問をねじまげてるとか言われた。が、今はどうか。中国ですら認めてる。中国の共産党政権は、政権の都合によって事実をすぐ変える。文革は共産党による大虐殺。数の桁が違う。南京30万人どころではない。そういうことをぜひ考えてほしい。

http://d.hatena.ne.jp/Jonah_2/20041018#p1 では、

姫田光義ほか『中国20世紀史』(東京大学出版会、1993年)では、

公式発表だけでも「迫害で死亡した者」3万4800人、「中傷・迫害されたもの」74万2511人という犠牲者を出しながら現状を何一つ解決することなく……(241ページ)

となっているので、仮に十倍しても30万、とても数千万人にはならないと、私には思われる。

数千万という数字が勘違いして出てくる根拠として、「当代江北日記」さんは次のように書く。そうだとしても許される勘違いではないですね。

まず、考えられるのは、大躍進運動(1958~1959年)の失敗による餓死者数と混同しているのではないか、ということだ。この死者数も諸説あるのだが、大躍進運動の失敗の結果、59年から60年にかけて1500万~4000万の餓死や不正常な死が発生したと言われる。これは毛沢東による人災だと言っていいが、しかし、故意に殺害したのではないという点で文革とは異なる。

もちろん、大躍進の時に大量の死者を産みだした責任は中国当局が現在も続いている以上、(北朝鮮の場合同様)追求されるべきだと思う。だが、民衆の命に本質的慈悲を持たず、右か左か、自分のイデオロギー的立場*1だけを大事にし、事実を誠実に追求する気など無い「なかった派」は発言しなくともよい。

*1:アプリオリに普遍にたどり着けないものを普遍に置いている大笑いっぽい立場。野原の意見では。

金時鐘・素顔の在日50年

金時鐘のことば(在日朝鮮語)をめぐって座談と討論

金時鐘・松原新一・細見和之・倉橋健一

11月7日(日曜)

午後1時から開場

場所 在日韓国基督教会館(KCC)

大阪市生野区中川西2丁目6-10

電話 06-6731-6801

地下鉄千日前線今里 2番出口を出て今里筋を南へ、近鉄線高架をくぐって徒歩7分。

会費 千円

テーマ別会議室・衆議院

 今朝なんとなくグーグルしていたら衆議院議事録というのに出会った。

http://kokkai.ndl.go.jp/ 国会会議録検索システム

「現在利用可能な会議録は1回国会(1947年5月開会)以降の本会議、全ての委員会等です。」

「会議終了後どれくらいで利用できますか。--データ作成のため、2、3週間ほど期間を要します。」とのことである。

検索語を複数指定して検索できるので面白い。

例えば「ライブドア アダルト」で一件検索できる。

「2ちゃんねる ひろゆき」ではゼロなので、「2ちゃんねる 名誉毀損」でやると1件。検索速度も速く快適。

○国務大臣(麻生太郎君) 指名権はあちらにあって、あなたにはありませんので。言われて。

 今、インターネット上について誹謗中傷が書かれている。2ちゃんねるの話ですか、これは。2ちゃんねるの話ですか。

○森ゆうこ君 ログを検索してみたら、まさか内閣官房に突き当たったなんということはないと思いますが、よくこういう書き込みは、ある一定の考えを持った人たちが意図して世論を誘導するために多く組織的に書き込んでいくというような話もあります。

衆議院、参議院がちょっと高級な掲示板・会議室感覚で楽しめる。政治好きの方はもちろんだが、それ以外の人も広く楽しめるサイトだと思う!!

遺体により感染症が蔓延する怖れは少ない

http://www.asyura2.com/0403/jisin11/msg/931.html

インド洋津波:「遺体で感染症まん延しない」 WHO(毎日新聞) ZUMA

 同事務局(WHO)の専門家によると、感染症の原因細菌やウイルスなどの病原体は、生きた人や動物の体内でよく増殖する。仮に風土病などに感染していても、死亡後は体温が急激に下がるため病原体の多くは死滅。遺体の血液などに直接触れない限り感染の恐れは小さく、感染症を広げる恐れは、非衛生的な環境に置かれた生存者の方がはるかに大きいという。

毎日新聞 2005年1月5日 18時40分

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050106k0000m030022000c.html

日本と中国の間に人権・人道意識の差はあるのか!

http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=3562 電脳補完録  拉致問題解決まで

資料 : 日本と中国の間に人権・人道意識の差はあるのか!

投稿者 trycomp(野口孝行) 投稿日時 2005-1-21 21:32:14 (273 ヒット)

「日本の裁判所で難民ではないという認定が出たので、国内法にのっとって送還せざるを得ない」

「調査の結果、難民としての身分は確認できない。人道主義を掲げるなら当該国の国内法に則り合法的な方法と手段で実施すべきである」

驚くほどの酷似である。冒頭の二つの文を見比べた瞬間、私は言葉を失い自分の目を疑った。最初の声明は、昨日20日、UNHCRよりマンデート難民として認定されていたクルド人の強制送還に抗議を申し入れた福島社民党党首に対する南野法相のものだ(1月20日毎日新聞)。二番目は、昨年中国国内で北朝鮮難民を救援中に拘束された後、中国国内で裁判にかけられた私自身に下された判決の中の一部だ。この二つの見解は、日中両国の難民に対する姿勢を如実に表している。そして何よりも恐ろしいのは、日本が難民問題という普遍的人権の問題で、あの中国とぴったりと寄り添っているということだ。いつから日本は中国のような非人道国家に成り下がってしまったのか。それとも、日本が人権・人道に重きをおく国であるというのはまったくの幻想だったのか。

法廷という形

# mojimoji 『従軍慰安婦とされたおばあさんたちが、裁きぬきの補償にむしろ怒ったこと、それでも現実生活の過酷さゆえに補償を受け取らざるをえない人たちもいたこと、そうした人たちと受け取り拒否の人たちとの間に一時的な断裂が起こったこと、しかし一人一人の生の現実を踏まえてそれぞれの選択を尊重しようという空気の中で再び団結が深められたこと、そうしたことの経緯が、(確か2000年あたりの『世界』の特集の中に)記事としてまとめられていました。「基金がもたらしたもの」だか、そんな感じのタイトル。また調べたらお知らせしますが、一読をオススメします。/裁きが求められていたことを踏まえる限り、法廷という形に拘った理由は僕には納得のいくものです。その中身がどうであったかという議論はできるとしても、むしろ現実の法の権威を疑わしめるmのとして、法の密猟としてでも、僕としてはこの民衆法廷を支持する、と考えますね。』

「女性のためのアジア平和国民基金」の話ですね。この間なんだかどさくさまぎれにひっそりと「閉じた」というニュースがありましたね。慰安婦個人の困窮の問題。支援者側の思惑。自分の範囲から出ることを許そうとしない各国のナショナリズム。色々な問題がからみあって大変だろうな、と推測します。

2000年あたりの『世界』の論文ですか。市民図書館はこのごろ雑誌をすぐ捨てるからなあ。「思想」「世界」くらいは取っておいて欲しいが。入手できたら読んでみます。

「裁きが求められていたことを踏まえる限り、法廷という形に拘った理由は僕には納得のいくものです。」うーん。わたしの問題意識は、民主主義を自称しながら日本人は「わたしが裁く」という意識が皆無なのが奇妙。まず、ガダルカナルなどで死んでいった兵士の視点で裕仁を裁き直せ。それが出来ないのなら小さな市民運動であっても、<新しい主体>を立ち上げるべきだ。というもの(かな)。すぐに大衆の支持は絶対得られない主張です。

 したがってこのような国民的問題にはちゃんとした方が、VAWW-NETの側に立って論じまくってもらいたいと思いますね。

2月3月といえば、

非正社員・有期契約ではたらく殆どの労働者にとって、契約切り替え・契約更新・あるいは雇止め(契約終了)の時期を迎えます。

「アルバイト・派遣・パート関西労働組合」の友人から送ってきたパンフの冒頭にそうあった。わたしは幸い有期契約ではないが妻はそうなので他人事ではない。3日間労働相談ホットラインを行うとのこと。わたしは何もできないので、urlを書いておきます。

http://www.ahp-union.or.jp/ アルバイト・派遣・パート関西労働組合

釈放

農産高校の逮捕者は、9日釈放されたようです。

文部科学省、教育委員会は法的根拠のない「日の丸君が代の強制」に必死になっているわけですが、組織的つながりがない警察がなぜここまで協力的なのか。石原知事の方針にも副う「日の丸君が代の強制」を自ら積極的に推進したいとする警察官が警察組織内に現れたということでしょう。「上からのファシズム」ですね。・・・