よくわからいのでとりあえずリンクしておこう。
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041103 はてなダイアリー – 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
よくわからいのでとりあえずリンクしておこう。
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041103 はてなダイアリー – 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
「n人の囚人に, 赤の帽子 n個と 白の帽子(n-1)個の場合 — 練習問題」
を考える。分かったらすぐに手を挙げるルール。
表記が繁雑になるので 10人の囚人に, 赤の帽子 10個と 白の帽子9個の場合を考える。
1a)Aさんが、白の帽子9個を見る>(白はそれ以上ないので)自分は赤だと分かる。
1b)手が挙がらない場合>>「白=9」ではなかったことが、全員に分かる。
(ここまでで1分掛かるとする)
2a)Aさんが、白の帽子8個を見る>(白はそれ以上ないので)自分は赤だと分かる。
2b)手が挙がらない場合>>「白=8」ではなかったことが、全員に分かる。
(ここまでで2分掛かる)
3a)Aさんが、白の帽子7個を見る>(白はそれ以上ないので)自分は赤だと分かる。
3b)手が挙がらない場合>>「白=7」ではなかったことが、全員に分かる。
(ここまでで3分掛かる)
4a)Aさんが、白の帽子6個を見る>(白はそれ以上ないので)自分は赤だと分かる。
4b)手が挙がらない場合>>「白=6」ではなかったことが、全員に分かる。
(ここまでで4分掛かる)
という風に順に進んでいき、10分間手が挙がらなかったら、「全員が赤だ」と判断できることになります。
ところが、実際には推理し手を挙げるまでの時間は人により異なっているので、上記のように同期をとることができません。
任意の瞬間に手を挙げても良いのではなく、
1分ごとに「分からない/分かった」の旗を同時に挙げる、とルールを改正すれば、この問題点は解決します。
id:noharra:20041113#p3 の(その1)の問題では、
少なくともちょっとの時間、3人が黙って考えていて手を挙げなかったことになっています。「賢者」であることがことさらに強調されているので、その間に、(2b)まで進むことができただろう、と考えることもできます。その場合、「全員赤」になります。
「Aに聞き、次にBに聞き」というストーリーの設定はこの問題には馴染まないということだろうか。
シャン・サの『碁を打つ女』isbn:4152085851(平岡敦訳) はなかなか名作だと思う。
1
霧氷につつまれ、千風広場で碁を打つ人々は、まるで雪だるまのようだった。鼻から口から、白い息を吐き出している。縁なし帽の端から、小さな氷柱が地面にむかって伸びていた。空は真っ赤な夕日に染まり、螺鈿細工の輝きを放っている。沈みゆく太陽の墓場はどこにあるのだろう?
碁を楽しむ人たちが、いつからこの場所に集まるようになったのかはわからない。御影石の小卓に刻まれた碁盤は、幾千もの対局を経て、いつしか沈思と祈りの表情を宿していた。
わたしはマフのなかで青銅の懐炉を握りしめながら、血の巡りが鈍らないように足踏みをした。対戦の相手は、駅からまっすぐにやって来た外国人の男だった。戦いが白熱するにつれ、わたしの体もほんのりと熱を帯びてきた。迫り来る夕闇に紛れ、碁石が見えなくなってくる。唐突に、誰かがマッチをすった。男の左手に蝋燭が握られていた。(後略)
8
匪賊はいくら追っても捕まらない。おかげでわれわれは、狼や狐たち相手に新年を迎えるはめになった。
新雪が昨日の雪を覆いつくしている。敵が食糧と弾薬を使い果たすまで追い続けるのだ。
支那北部の冬の厳しさには、筆舌に尺くしがたいものがある。あたりでは風がうなり声をあげ、凍りついた雪の重みで木々が折れた。樅の木は、まるで墨絵に描かれた墓碑のようだ。ときおり、斑点模様のある鹿がそっと姿を見せた。びっくりしたようにこちらを見つめ、逃げ出していく。
一時間も歩くと、暑くて息苦しいほどになる。けれどもひと休みすると、たちまち寒さが外套のなかまで疹み入り、手足が凍えてきた。
狡滑で土地勘のある敵は、奇襲を仕掛けてはすぐに身を隠した。わが軍は被害を受けながらも、持久戦をもちこたえた。
疲弊に耐えた側が、この戦いを勝利者として終えることになる。
12
新たな指令が届いた。匪賊たちの物資補給を絶つべく、村という村の納屋を焼き払うのだ。
略奪にあった集落は、墓地のように陰鬱としていた。黄色い炎と黒い煙に包まれた家の前で、打ちひしがれた農民たちが泣いている。その声に混じって、ひゅうひゅうという風の音が聞こえた。
この三ヵ月、われわれは雪に覆われた森にこもったまま、外部から閉ざされていた。兵士たちのあいだに、日々暴力が膨れあがっていく。みんな酒に酔っては、些細なことで喧嘩を始めた。どこまでも続く白と灰色、照り返し、果てしない歩みが、徐々にわれわれの精神を蝕んでいった。おととい、ひとりの伍長が服を脱いで逃げ出し、小谷のなかで気を失っているのが見つかった。われわれは伍長を縛り、首に縄をかけて引っぱらねばならなかった。かん高い笑い声と呪いの言葉を繰り返し聞かされ続けているうちに、私の頭まで同じ思いで共鳴し始めた。
やがて狂気に取りつかれるまで、雪のなかを、雪にむかって、ひたすら歩き続けねばならないのだ。
主人公は清の宮廷に仕えた家柄の少女。古い町の広場で男たちに混じって碁を打つ。それだけではなく、出口のない退廃の中で反日本軍国主義の幼い蜂起に傾斜しようとする若いブルジョアたちと恋もする。もう一人の主人公は侵略者、日本の若い軍人だ。彼は厳しい軍事行動のなかで暴力にむかって自己崩壊してゆく戦友たちをみながら、崩壊しない自己を持ちこたえる。
女、男変わりばんこに短い断章が並ぶことにより物語は進行する。囲碁のようにこの進行は最後まで乱れない。*1主人公にとってたった一つの外部との通路は広場での碁だった。もう一人の主人公もここに引きつけられ、二人は碁をはじめることになる。
戦いは上記のように簡潔に美しく書かれる。カフカのようでもあるが、フランスや中国文学の伝統にも負っていよう。匪賊(今で言えばテロリスト)と名指すことにより困難な戦いは始まる。「疲弊に耐え」戦い続けなければならない。周辺住民は付随的に家を焼かれ拷問される。満州での討伐はやがて中国全土に広がっていく。60年前に終わった戦争だが日本はまだそれを総括できずにいる。一方中国では、匪賊という言葉を使うことは、つまり現在の権威に通じる解放勢力としての位置づけを明示せずに使うことは承認しえないことであるだろう。ただいつまで経っても政治的話題であることはそのようにしか話題に出来ないことであり、多様な現実の一面だけを捉えることになってしまう。
私と情況を越えた不可能を求めようとする者たちは恋を演じてしまう事もある。
*1:章数=奇数は女性の語り、章数=偶数は男性の語りとなる。
N・Bさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
「「正義」は論理的根拠としてではなく遂行的に現れるとすると、これは案外おおやさんの立場と近いのではないでしょうか?」
なるほどそうかもしれませんね。(従軍慰安婦問題とか言うと議論がすぐに感情的に過剰に対立的になる危険性があり注意しなければいけませんね。)
北田さんの「責任と正義」ですか。前から気になっていたのでこの際買ってみよう。わたしは勉強不足で、N・Bさんが前提にされているのであろう多くの本を全然読んでいません。(2,3冊読んだのは立岩氏くらい)
「「責任のインフレーション」(北田暁大)という事態が思わぬ反動的効果を現す」ということも分かったようで分からない。
梶さんやおおやさんと「共有してしまっている」何かがある、というのは、そうだと思います。ただ、「歴史からの反省」、というのがよく分からない。
孫歌と結託した溝口一派がいつまでものさばっているのが気にいらんというようなのはどこにでもある関係性なのかもしれないけど、学界外部にはほとんどないのでは?
わたしは全くの素人です*1。ただ、いまや戦争のことは誰も実体験としては知らないわけで、そこで声の大きい方が勝つ(大衆のイメージ操作に成功する)ということは事実起こってきていることだと思います。
緻密な議論は必要ですが、慰安婦あるいは兵士の声に耳をかたむけるという行為がまずは必要だということになるのではないでしょうか。傾けたからと言ってヒステリックな慰安婦主義者にはならないでしょう、だいたいそういう者がどこで実害を及ぼしているのかが、よく分からない。(わたしもあまりできていないが)
ぜひ、もう少し説明してください。
*1:デリダや岡野氏の文章の一部をむりやり引用して書いているだけで、それらの文章がふつうどう読まれているのか分かっていません。ですからコメントはとてもありがたいです。
日本は北朝鮮から難民を大量に受け入れる用意があると宣言せよ!
日本国民はその覚悟をせよ。
百万人程度ならさほど混乱も起こるまい。
そうすれば金正日体制は崩壊し、めぐみさんも帰ってくる(だろう)。
排外主義者たちこそがつねに隣の独裁政権を維持し続けることを洞察せよ!
最近トラフィッキングという言葉があるみたいです。
トラフィッキングとは
「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約 (以下「国際組織犯罪条約」という )の「人の密輸に関する議定書 (以下「人の密輸議定書」という )において」
「trafficking in persons (人の密輸)とは 「搾取を目的として、暴行・脅迫その他の態様の威迫、略取、欺もう、権限または弱い地位の濫用、又は他人に支配力を有する者の同意を得るために支払い若しくは利益を提供し、若しくは、受領するという手段によって、人を募集、移送、蔵匿又は収受することをいう。搾取は、少なくとも、売春その他の性的搾取、強制労働、奴隷又はこれに類する行為、隷属又は臓器摘出を含む 」。と定義されている。
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/boryoku/siryo/bo14-1.pdf
平 成 1 4 年 7 月 1 7 日 内閣府男女共同参画局 のbo14-1.pdf(application/pdf オブジェクト)によれば。
役所の文章にはめずらしく分かりやすい流れ図がついている。
【送り出し国(タイ、フィリピン、コロンビア等)】
勧誘者 :メイドやウエイトレスなど、虚偽の仕事内容を説明し、言葉巧みに日本へ行く女性を集め、運び屋に1人約50万円で売り渡す。
↓
運び屋 :旅券(パスポート)や査証(ビザ)を用意(偽造、変造を含む )し、女性を日本へ入国させ、日本の受入者に1人約150万円で売り渡す。
↓
【日本】
受入者(暴力団関係):マンションの一室等の拠点に一旦女性を監禁し、様々な手段で脅しをかけた上、風俗店経営者等に約250万円で売り渡す。
↓
風俗店経営者等:買取り代金に約100万円を上乗せし、女性に約350万円の借金を課し、その返済のため強制的に売春をさせる。一定期間後、女性を転売することもある。
日本は条約は承認したが議定書の方はまだなのかな。
こうしたことは少なくとも1980年代からあることで、1986年には日本キリスト教婦人矯風会の人たちがはじめての民間シェルター「HELP」を作って活動を開始した。支援者が「正規の在留資格がないために日本に来て搾取される女性たちの救援活動をしている」と法務省で自己紹介すると、「日本にはそういう人たちはいないことになっています。」と言われたとのことである。
http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/pdf/2003tr_hayashi.pdf 2003tr_hayashi.pdf(application/pdf オブジェクト)
まさに窮極のサバルタンである。わたしたち市民も彼らにあまり関心を持たず、日本は「東南アジア、南米、東欧からの女性の人身取引の目的地国」になっていったわけである。
入国の段階で、もしかしたら自分は日本で性的搾取に合うかもしれないという未必の故意を持ち、ブローカーにお金を払って不正入国したとしても、そのことによって、その人の人権が全て奪われていいということではありません。
http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/pdf/2003tr_hayashi.pdf
被害者の人権回復を中心にすえて行政は動いて行くべきだと、
上記の文章で、林陽子弁護士は論じているが、同感である。
うし 『弁護士滝本太郎さんのブログの記事を紹介します。
私達が愛するおまわりさんのイメージとはかなり違う感じです。
ビラをまく側と批判される側のイザコザはよくあることなのに、
警察も、もうちょっと違う対応が取れないものなのでしょうか。
「罪刑法定主義・警察とは」
# swan_slab 『>N・Bさん
さしずめ私の着想は、「メタファーとしての公益」なのかもしれません。
でも、hikaruさんのエントリをみながら、これをそのまま使い続けると公共という言葉の意味が固定化され、公共性を再定義する障害になりかねないので、断念しようと思います。私は言語学者ではないですし、周到に考えられたメタファーを使うことはできそうにありません。
しかし、レイコフの議論は大変興味が惹かれました。
>幕末明治や「大東亜戦争期」のような危機の時代はともかく、現在「愛国心を語る」事自体には、もう、うさんくささしか感じとれない!のは確かなのですが。>野原さん
そうですね。ただ、hal44さんのところにも書いたのですが、語ることが問題なのか、それとも、それを手ごろなメディアを通じて押し付けてくることが問題なのかという問いを立ててみれば、恐らく、前者の表現の自由はたとえうさんくさかろうが誰もが享受するはずです。したがって、問題は、「君が代・日の丸」というフォーマットが前時代とあまりに連続性を持ちすぎていること。例えば歌詞が変更されていない、など。そのことによって、過去の歴史との断絶(反省)を強くモラルとして持つ人々にとっては、君が代・日の丸の意味が先鋭化してしまうのでしょう。そして先鋭化してもやむを得ない歴史を日本国は負ってきた。
私はこうした心理状態をうまく説明できないのですが。』 (2005/03/24 23:18)
# fantomeye 『呼ばれたので出てきました。日の丸が正面だろうが歌うのが君が代であろうが、私達生徒はそれを粛々とやるだけの話です。日の丸が正面だったからなんだというんですか? 難癖つけて式典をぶち壊す大人のほうがよほど迷惑です。日の丸が正面にあったからって卒業式の思い出は清いままですが、そこで思想ふりかざしてゴネる大人が居るほうが、思い出にとってはよほどマイナスなのです。部外者が勝手に思想を持ち込んで騒がないでください。』 (2005/04/04 08:53)
# 1 『井の中の蛙 未だ大海を知らず
2ちゃんねるってしってるんだからそこへおいでよ 自分の家のトイレで落書きしても、恥ずかしいのも知識や意見を聞くことは出来ないよ
便所の落書き 結構じゃないですか、一度便所と言われる其処を見た方が
貴兄の為だよ』 (2005/04/04 11:23)
# snusmumrik 『全くひどい話です。以下、本宮ひろ志先生を支援する勝手連(通常時・ネット右翼問題を考える国民会議)の投稿ガイドラインから引用させていただきました。
http://sinrigakukenkyu.ameblo.jp/entry-2b60315ab5ef442bdb67193199b7f2c4.html
この辺が参考になるのではないでしょうか。
「当ブログで初めてコメント欄を利用される際、(中略)ハンドルネームとお持ちのウェブログのURLを明記してください(お持ちでない方はハンドルネームのみで)。私は当ブログを家の一部のようなものと考えておりますが、他人の家を訪問する際に名を告げて挨拶をするのは当然の振る舞いでしょう。挨拶というのは人倫の根本です。挨拶もできないくせに偉そうに国民の義務を語る方は早々にこの場を立ち去って義務教育をやり直してください。」』 (2005/04/04 13:21)
# mikogami 『初カキコさせて貰います
東京都の命令であると判っているなら
東京都に対して政治活動を行えばいいのです
これ以上生徒や教師を苦しめないでください』 (2005/04/04 14:15)
# 転載 『文句があるなら、こんな他人のブログでコピペ思想を振り回してないで、
自分の嫌いな教師なり日教組なりに直接言えばいいのですw
これ以上ブログ主を苦しめないでください。笑いすぎの腹痛でw
だいたい何が「私達生徒は」だ。
今日びの生徒が「粛々と」なんて物言いを、いったいどこで覚えるかってのw
さあ、これでもくらって帰れ帰れ。
▼【テンプレ】日の丸・君が代の強制を無効化するアクション!(処分不可能)
http://ch.kitaguni.tv/u/8016/%a1%da%a5%c6%a5%f3%a5%d7%a5%ec%a1%db/0000187681.html
▼アムネスティ・インターナショナル日本
「君が代」斉唱の強制に人権上の強い懸念を表明
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/2004/0406090.htm
▼天皇陛下が「日の丸・君が代強制」に懸念を示されました
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20041028/20041028-00000038-ann-soci.html
宮内庁、このご発言を「日の丸・君が代を強制しない」という国旗国家法制定時の首相発言や政府方針にそうものだと言明。
http://www.asahi.com/politics/update/1028/003.html
南野知恵子法相も「自主性に任せるべき」と発言。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041029-00000052-kyodo-pol
天皇・宮内庁・法相がダメだというものを、
なにゆえ校長が強制できるのか。
愛国者を自称するならば、大御心の深さを思い、いますぐ教育現場への強制をやめましょう。
強制するものがあれば、それはもはや朝敵・国賊ですw
石原都知事と東京都教育委員会、およびその子飼いの校長たちは
海よりも深く反省しなさい。
他人のブログに、事実や根拠の示せない感情論をまきちらすステハン・捨てはて名どもは
日本人として恥を知りなさいw』 (2005/04/04 16:42)
# ぶらふぁ~ 『>今日びの生徒が「粛々と」なんて物言いを、いったいどこで覚えるかってのw
オマエみたいな頭の悪い大人等及びもつかない程、今の若者は国語に通じてるよ。
ハイティーンが昨今の文学賞を総なめにしている現状をなんと見る?』 (2005/04/04 19:11)
# mikogami 『うわ…痛々しいな…
この長文書いてる人は管理人さんじゃないよね?
管理人さんならもう来ませんけど』 (2005/04/04 19:42)
# fantomeye 『いやですねー、所詮生徒ごときが、子供ごときが、みたいな感じが見え見えで。ご自分の学生時代を基準にして考えないでいただきたいものです。生徒がこーいう物言いするのは信じられませんか?それこそ偏見ですよ。私の物言いが不自然と感じるなら、小学生が日の丸君が代に反対するのも不自然極まりないと思われてますよね?』 (2005/04/04 20:16)
# fantomeye 『転載さんの学生時代がいつごろか知りませんが、今はネットがこれだけ発達した時代です。その気になりさえすれば私のような学生でも活発な議論の場に参加できますし、そこでの物言いに影響を受けることも出来ます。転載氏はよほどボキャブラリーの貧しい子供時代を送られていたのかもしれませんが、それをもって現在の標準だと思い込まないで欲しいですね。』 (2005/04/04 20:19)
# hizzz 『ども。「女性戦犯法廷」もnoharraさんの論説も、司法(=法)と政治(=反国家)とイデオロギー(=国家的性奴隷制)がごっちゃになって一体化してます。そして東京裁判の最大の欠点はそゆ「権力」が一方的に裁いて死刑にしてしまったことです。>「やられたらやりかえせ」
一番のプライオリティは何ですか?「慰安婦」をどう保障すべきかという具体的提言なのではないでしょうか。
最後の「国民に強制した国家を支持するのだな?」という文言にみられる、国家vs反国家という二分(による絶対正義権の発動=イデオロギー)矯正と、「女性戦犯法廷」が本当に求めたはずの国際法での(考えられるかぎりの公平な)ジャッジは離反しますよ。そういう民主主義的「多様性」を排除した中で、いくら声高に「正統正義」をいいたてても、国家vs反国家ということにしかならないではないですか。そしてそれでいい、というのなら、まさに「慰安婦」は反国家パフォーマンスもしくはPC(ポリティカル・コレクトネス)のネタでしかないでしょう。』 (2005/04/18 20:51)
(野原)
乱暴な批判に応答ありがとうございます。
ですから、
こないだの大戦で「生きて俘虜の辱めを受けず」を国民に強制した国家を支持するのだな?(野原)*1
を、「国家vs反国家という二分(による絶対正義権の発動=イデオロギー)矯正」と読むかどうか、が論点なのですが。
1.こないだの大戦で日本国は「生きて俘虜の辱めを受けず」を国民に強制したのは事実ですね。
2.それを「過去は切り捨て平和国家建設」という形で総括し戦後の日本国家は始まった。
3.小泉の靖国参拝から「憲法改正へ」への動きは、「2.」の全否定としてある。
4.ここにおいて、少なくとも「1945.3.10~1945.8.15」の間に死んだ死者たちは目覚めて歩き回りはじめた。
というのがわたしのパースペクティブです。
このような構造に無自覚であることは、「国家」という言葉で、戦前戦後のべたらな「3.」レベルの国家イメージを肯定してしまっていることになると思います。
*1:この文章はhizzzさん宛に書いたものではありません。drmccoyさんあて。念のため。