プロクルテスの寝台

 行政の目的はこの場合、目の前にいる人々に福祉を与えることである。担当者の仕事は福祉の質と量を改善していくことである。しかし福祉の質というものは目に見えない場合が多い。

 一方担当者に可視的に求められていることは、予算の削減である。同じ仕事に対し対前年比9割しか予算が付かない。あるいは仕事の量が増えているのに予算額は増えない。担当者がいくら騒ごうが予算は増えないのであって、この場合福祉の量あるいは質を落とすしかない。例えば同じ広さの施設に対し定員の2割り増しの人々を詰め込むとか。あるいは入所基準を厳格化し対象者をフルイにかけるとか。

 いずれにしても担当者は板挟みにあい苦しむことになる。しかし苦しみから逃れる方法はある。予算削減自体を神にしてしまうのだ。名前を“(沈黙の)納税者”という。

 まず、公務員は全体の奉仕者であるのに、全体概念は納税者というより狭い概念にすり替えられる。福祉の対象者は実際にはいつでも一部の人たちであるという事実がことさらに強調される。このようにして、福祉とは本来削減されるべきものであるのに、仕方ないからやっておくものになる。

 予算が限られているからといって、限られた予算でできる限りの福祉を実現しようとする熱意は無視される。目に見えないものである福祉の質というものに対する感受性を持たないことがむしろ推奨される。目の前にいる対象者に愛をもって接するよりも、来月条件が変われば相手を切らなければならない覚悟をいつでもしておくことが優先される。

 ここにはもちろん安易な答えなどない。したがって少なくもと、“フリーライダー(つまり本来行政が面倒をみるべきでない不良市民)とそれを見逃していた怠惰な先輩公務員たちが、問題を作っている”といった安易な図式は排されるべきであろう。(11/27)

中道右派 『一部訂正です。

×石原官房副長官説

○石原官房副長官発言

×経験則合理的です。

○経験則上合理的です。

>「とすれば日本が政府にはしないが個人に対しては賠償したいと言い出したというのは非常に考えにくい。」というのは「本気で」という意味です。

たとえそうだったとしても、完済した以上、その後の分配は韓国政府の責任です。』

ノーモア 『>そんなこと言っちゃうと、性奴隷派(広義ないし狭義の強制説)が売春婦派(よい関与説など)に完敗しちゃいますよ?

いや別に石原氏の証言を鵜呑みにする人がなぜ元慰安婦といわれる人たちの証言には完全否定の態度をとるのかが興味深いと思っただけです。さて石原氏は三年前の国際法の大沼保昭東大教授のゼミに招かれてこんなことを言っていたようです。「強制性を裏づける資料は出てこなかった。証言を基に内閣の総意として判断したが、彼女たちが作り話をしているとは思えない」。また聞き取りは「韓国政府の協力を得て元慰安婦が圧力を受けない環境で非公開を条件に実施されたという。政策決定の決め手になった資料がオープンにならないのは残念だが、儒教の影響が強い社会で過去をひた隠しにして生きる被害者が特定される危険は冒せない。」というように行われたみたいです。

>これは、あなたの考え方からはそうですが、私の考えからは違いますね。

ではですね。政治家の中でノムヒョン氏の演説を「外交信義違反」としてそれのみを理由に河野発言の撤回を主張している(し始めた)人を挙げてみてくださいませんかね?

>請求権協定当時に考慮していないから慰安婦については賠償義務が残っているという解釈は成り立ちえますが…

そしてまた日本が個人による請求権は消滅させていないことも繰り返させて頂きます。』

韓神とはなんぞや?

http://homepage2.nifty.com/mino-sigaku/page263.html

上記サイトによると、

韓神 「からのかみ」に同じ。 神楽歌、韓神「われ-韓招せむや」 からのかみ (朝鮮から渡来した神の意か) 守護神として宮内省に祀られていた神。大己貴(おおむなち)・少彦名(すくなぴこな)二神をさすという。(広辞苑)

とのことである。

オオナムチ(大国主)とスクナビコナが天下を経営し(日本の開き)、それを天孫族に譲った、記紀によれば、ですねよ。(天孫族が朝鮮から来たかどうかはともかく)その前代は朝鮮からきたのかなー??

ところで、新羅明神というのもある。こちらは、9世紀の僧円珍が入唐求法を終えて帰朝するとき、船中に示現し、のち圓城寺へ鎮座したという神。北極星の供養法、尊星王法(そんじょうおうほう)という秘法の守護者となった。朝鮮の山神と関係があったのかもしれない。ホミカシという謎めいた名も伝えられている。*1

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20031123#c

極東ブログさんのところで、彼が「朝鮮半島に関しては、そこにこそ日本の皇室の起源もあるというのに、日本人は蔑視するんだね。」という田中康夫発言を彼がバカにしてたので、質問してみた。ただ、わたしは実は「日本の皇室の起源」がどこにあるのかについて明確な見解を持っているわけではない。(直接関係ないが本居の古事記伝は読みたいと思っている。)皇室のDNAがどこから来たか保留したとしても、「皇室の文化は朝鮮半島から来た」とは言えるだろうと思う。

*1:p93~『異神』上isbn:4480087680

健常者の喜び

 去年8月に踵に小さな魚の目ができた。魚の目って今まで体験してなかったので我慢していたら、大きくなりいつまで経っても痛む。体重が掛かるから歩くときけっこう痛む。市販の薬を貼ってみたりしたが直らない。仕方ないので医者に行った。3回行ったがまだそれは完全には取れずまた復活してきた。市販の貼り薬と自分でその部分をこそぎ取ることにより、最近やっと魚の目から解放されたようだ。嬉しい。

 わたしたちは自分の身体が支障無く動いている時、それを当たり前に思う。障害や欠損は、それがないのだから、考えようがない。直ったすぐ後は覚えているがすぐ忘れてしまう。次ぎにどこが悪く成るのかは決定不可能だ。(若く運が良ければ何十年も出会わないこともある。)わたしたちにとって何が一番大事か、わたしたちは意識することができない。

ファルージャ空爆

米軍によるファルージャへの攻撃をどう評価するのか、がおおきな論点です。死者は450人にも上るという、現地医師の証言もあるらしい。

http://nekokabu.blogtribe.org/entry-9d288b7761d6c12aa1dca8353ace1f1c.html

パレスチナ・ナビからほんの少し引用したい。

「ファルージャ空爆 ゲルニカを想って」

テレビで米軍のヘリや戦闘機がイラクにミサイルを落としている映像を見た。この4日間でイラクでは400人くらいの人が殺されているという。「テロリストを掃討する」って米軍は言っているが、ミサイルは「テロリスト」だけを選んで殺さない。こんなことが世界中からの非難を浴びずに──もちろん、非難している人もいるけれど、国連などで問題になっているわけではない──行われていることが異様だと思う。

4/10に「3人を救うために自衛隊撤退を」というスローガンは短絡的ではないか、という考察もある。

ちなみに「米軍によるファルージャ包囲で犠牲となった子供たちの遺体の写真がアルジャジーラのホームページにあります。」とのこと。(にゃにゃにゃにゃにゃさん発言より)

http://english.aljazeera.net/NR/exeres/8CB7C17E-F69E-48A2-8034-DEA425192815.htm

岡山大学学友会の解散

学友会というのは学生の自治組織であり、大学が解散権を持つものではないと思います。1995年に岡山大学で起こった解雇事件については、今回最高裁で負けたとのことです。元嘱託職員の男性とは坂本守信氏のことだ。彼については次の項目で紹介する。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20040420k0000e040055000c.html

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学内組織:

「大学に解散権」 最高裁が初判断

 岡山大学の全学生や職員らで組織していた学内団体「岡山大学学友会」(岡山市)が大学によって解散させられたのに伴い、解雇された元嘱託職員の男性が、大学側に雇用関係の確認などを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長)は20日、大学側敗訴の広島高裁岡山支部判決(昨年2月)を破棄し、男性側の請求を退ける判決を言い渡した。男性側の敗訴が確定した。

 学友会は文化・体育の学生サークルに、学校からの補助金を分配するなどの支援をするため、1949年に設立された。大学の承認を受けた法人格のない学内団体で、大学にこうした組織の解散権があるかどうかが争点となった。判決は「(団体の活動状況が)承認時の趣旨に反しており、改善も困難など相当な理由がある場合は、大学は解散を決定できる」とする初判断を示した。

 学生サークルと大学側が「介入」を巡り衝突するケースは全国で見られるが、一定の条件の下で大学側に解散権を認めた判決は、こうしたトラブルを抱えた現場に影響を与えそうだ。

 学友会の運営は、学生の手に委ねられる傾向が強かったが、「男性の関与が強まり、学生の自主性が阻害された」として、大学側は95年、会を解散し男性を解雇した。

 判決は、学校教育法の規定から「大学は課外活動が円滑、効果的に行われるよう指導する責務を負う」との見解を示した。そのうえで▽学友会会長は大学長▽事務室が構内にある--など会の特徴も踏まえ、「課外教育の一環から、大学側が学友会のあり方を是正したのは当然であり、男性の解雇も違法とは言えない」と述べた。

 1審・岡山地裁は01年、男性敗訴の判決を言い渡した。2審は逆転判決だったため、大学側が上告した。【小林直】

毎日新聞 2004年4月20日 12時41分

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ラファ・ラファ

http://nekokabu.blogtribe.org/

15日までのラファでの家屋破壊は、UNRWAの調べによると88軒の民家が破壊され、1064人(!)が家を失ったということだ。他に商店やモスクも壊されている。が、これで終わったわけではない。イスラエル軍はまだ数百軒規模で破壊をすると言っている。(5/17)

今、入ってきたガザからの緊急報告を。「今朝(17 日)、イスラエル軍の戦車がガザ南部のソファ検問所から入ってきて、南北の幹線道路サラハッディーンのラファとハンユニスの中間時点に道路閉鎖をもうける準備作業をしている」とのこと。ラファの孤立化を図ろうとしているわけで、予告されていた「大規模破壊」が始まるかもしれない。 . . . .(5/17)

マンダ人とは?

http://homepage2.nifty.com/bet-aramaye/aramaica/gno.html

というところに、マンダ教とマンダ人についての紹介があるのを発見。マンダ人なんて始めて聞く! と興味を持った。西暦3世紀に勢力を失ったグノーシス派を現在でも信仰している人たちだという。ヨルダン川への浸礼による洗礼を重視する、洗礼者ヨハネに従う。ユダヤ教でもキリスト教でもない。とのこと。

「ルーテルス、アルリヨ、カルピノ、マニケヲの類、皆是ヱレゼスとす。」

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=321&range=1 で、上記のような新井白石の文を引用したが、マンダ教も(ローマから見れば)ヱレゼス(異端)には違いない。