哲学を包囲する

ところで話は変わりますが、西欧哲学の読書会をしようと思っています。
下記のように全12回とします。(いかにも平凡なラインアップっぽい?)
西欧哲学を学ぶというのではなく、わたしたちを支配している常識のなかに埋め込まれている西欧哲学から自由になるために、といった趣旨です。

タイトルは「哲学を包囲する」です。
全12回で、西欧哲学の骨格/輪郭の偏差を、各自がそれぞれ自分なりに体感することを目的とします。

最初は12冊 こんな感じで選びました。
1,ソクラテス以前 >プラトン 
2,プラトン >アリストテレス
3,アリストテレス >スコラ哲学
4,キリスト教 >マイスター・エックハルト 
5,デカルト >スピノザ(9/29、10/18)
6,スピノザ >ライプニッツ (11/24)
7,カント >ロック (1/26)
8,ヘーゲル >カント (2/23)
9,マルクス >ヘーゲル (3/23) 
10,ニーチェ
11,キルケゴール
12,ハイデガー
( > の後ろは実際に行ったもの)

続いて、東洋篇
1,論語
2,墨子
3,孟子
4,荀子
5,荘子
6,朱子
7,王陽明
8,藤原惺窩
9,山崎闇斎
10,伊藤仁斎
11,荻生徂徠
12,新儒家

いかにもお勉強しますという感じのリストになっている。ほんとうの趣旨は、私が死んでいくにあたって、知的世界(書物)との自分なりの関係を再確認しておきたい、という極私的なものです。