アナキスト?の意見 投稿者:野原燐 投稿日:2003/11/30(Sun) 22:31 No.44

 突然失礼します。問答有用掲示板の「イラク日本人大使官員の犠牲は私の身代わり」発言にRESしようとしましたが、わたしのブラウザソフトが悪いのか書き込めませんでした。ここに書き込ませていただきます。「哀悼の気持」を口にすべきではないとわたしは思う。

|突然結論になりますが、MMさんやSSさんのように日本人であることを拒否した人が、|日本の将来について何を言っても説得力は無いのでは…、ということでした。

 わたしはべつに日本人であることを拒否しているつもりはない。ただし、日本という視点から物事を考えるべきだ、という発想には拒否感を持っています。わたしは権利が無いとは思っていないが(税金払っているからね)、「日本の将来について何かを言」う場合、それでも結局は“きみたちの国だからきみたちの好きにすればいいが”という気持ちを持ってないこともない。

              野原燐

>>亡くなられたお二人の方に、心からお哀悼の気持を持っております。

わたし(野原)の気持ちをここに書くつもりはない。思想の問題としては、パレスチナや北朝鮮の死者(可視のまた不可視の)より今回の二人の日本の公務員をより大きく悼まなければならない理由は存在しない。

ビラぐらい受け取れよ

 今日夕方雨はなんとか上がったもののそれでもかなり寒かった。大阪駅でビラを撒いてきました。ビラの裏側は「STOP THE APARTHEITD WALL!!」と壁の写真があり、「Gates are for animals, not for people.」とある。表は「イスラエルはパレスチナ占領地からの即時撤退を!」とある。<パレスチナ平和を考える会>のビラです。わたしがよくビラとか撒いていたのは20年以上前で、その時は時と場所にもよるが渡した人の8割近くが受け取ってくれたようにも思う。今日ビックリしたのは受け取ってくれる人がほとんど居ないことだ。20人か15人に一人くらいしか受け取らない。半分以上の人は会釈してくれるので礼儀正しい方なのだが・・・ ビラは受け取るものだと私の中ではそれが当たり前だと思っていたので、大袈裟に言えばショックでした。民主主義の基礎は言論の自由だとか言っても、だれもそんなことは信じていないのか。建前としてであっても民主主義を支持している以上、ビラくらい受け取るべきだ、と私は思う。

 イスラエル-アメリカ-日本の情勢がどこにあり、そのなかに「イスラエル政府は占領地から即時撤退せよ!」という(極端なと言われてしまうだろう)スローガンを提出することが適切なのかどうか、という疑問はありうるだろう。わたしはこのスローガンで良いと思うが。

「国民は君を悼まない」(7/28)

KKさま 横RES失礼します。

| 私の提案は、派遣予定自衛官の全てが、派遣を拒否すべきだというものではなく、各人がその意義について自分自身で考え判断して、そ

| の上で従軍しないことを選択する人があってもこれを認めるべきだという主張です。

| つまりイラク従軍は自衛隊内での志願制とすべきという提案です。

公務員は一部に対する奉仕者で有ってはならず、全体に対する奉仕者でなければならない。ですから今回の自衛隊派兵が国益に反すると考える(あるいは<自衛>という大義に反すると考える)自衛官は直接の上司の命令より、自己と国民全体との直接的関係を優先すべきです。そう思うので上記のKKさんの意見に賛成させていただきます。

わたしが数日前から思っていたのは、死にたくない自衛官は退職するべきだということでした。はっきり反対する国民は半分以下ですが、派兵に大義があると考えている国民は1割以下じゃないかな。そんなとこ行って死んでも犬死です。

「行く以上は国民の理解が欲しい」なんて甘ったれたことを言うんじゃない!!もし死んだら自己責任であり「国民は君を悼まない」ことを、予めはっきり言っておかなければならないと思う。

                   野原燐

Re:「国民は君を悼まない」ー少なくとも悼む者はいる(7/29)

|野原さん、はじめまして

TTさん はじめまして  「悼む者はいる」のは真実。

「悼ない者がいる」のも真実です。しかるにあなたは、悼まないものを「心の貧しさ」と非難する。あらためてお聞きしますが、「悼まないものは心がの貧しい」、と主張されますか?

|何が国益かどうかは後にならなければ判りません。

判らないといいたいのなら後になっても判りません。

|今回の法案、派兵には反対ですが個々の自衛官に好き勝手にしろとは言いません。

「好き勝手にしろ」とは言っていません。市民の重大な権利侵害に対しては、命令だけでなく「自己判断」という基準もクリアーした場合にだけ行えと言っているのです。

|シビリアンコントロールも何もありゃしない。

シビリアンコントロールというものはわが「大東亜戦争」の無責任な拡大に歯止めを掛けるべきだった、という反省において強調されます。わたしの主張は少なくともこの「歯止め」と整合的です。

| 自衛隊員の友人や身内に自衛官がいる友人もいますが、今回のことだけでなく自衛官はそのつど仕事に挑むときやはり覚悟をしています。そうした覚悟を無駄とみる心の貧しさには悲しいものがあります。

反対でも命令なら行くのですか? ふーん・・・

                野原燐

現在のイラクへの出兵問題について

1)アメリカのイラク出兵に大義が在ったかどうか?という論点はしばらく置く。

これは(70年ほど前の)日本の満州進出(侵略)が悪だったということを全面的には前提にしない、ということとパラレルである。(野原は悪だったと認めている、と言っても良いのだがあえて言わないでおく。)

2)現在強調すべきは、次の点である。

  1. 米軍はナツメヤシの破壊を行っている。
  2. 住宅地を空爆するという作戦を行っている。

http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/892243/83C838983N-120-124.html

米軍が「アイアン・ハンマー」(鉄つい)と呼ぶ新たな掃討作戦は、11月になって始まった。航空戦力の使用には、低空飛行しながら集中砲火を浴びせるAC130、戦車の装甲も貫く機関砲などを搭載したA10攻撃機、最大1トンにもなる大型爆弾、精密誘導ミサイルなどが含まれる。また、抵抗勢力が潜む家屋を確認すると、本人らを殺害・拘束するほか、住人家族を追い出したうえで建物を破壊している。ポスト紙が自宅を失った人物の怒りの声を伝えながら「イスラエル軍と似ている」と指摘するのは、こうした強引な手法だ。

  3.今回の戦争で劣化ウラン弾を使用した。

http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/892243/83C838983N814097f289bb83E83898393-0-8.html

http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/892243/83C838983N814097f289bb83E83898393-0-7.html

3)以上の三点により現在の米軍の粗暴な態度がイラク人の反感を買っていることは明らかである。日本政府はこの三点についてUSA当局に強く申し入れ納得のいく回答がない限り出兵すべきでない。

12/6の毎日新聞の酒井啓子さんの記事でも、スンニトライアングルに対する米軍の攻撃がイラク人の反占領感情を高めている。掃討作戦の過程で行われる米軍のイラク人に対する粗暴かつ強引な捜査、拘禁が反発を生む。生活基盤が回復しないことへの不満。などを挙げて、米軍の同種と見なされる以上、自衛隊はイラク人の反発の対象になり現地の治安を悪化させる効果さえ生む。と論じている。さらに、社会不安の原因である失業問題克服のためには雇用を創出しなければならないが、アメリカは民主化の名の下に経済自由化を急ぎ逆に失業を増大させている。と書いている。ただ自衛隊派遣しないだけでは事態の改善は望めない。積極的に米軍の統治政策の失敗を正すべきだ、と。酒井さんはサイードなどとは自ら一線を画す慎重な学者です。その彼女がここまで断言するほど米軍による統治はひどいということなのだろう。自分の身勝手な価値観を押しつけることを普遍性であるかのように勘違いする事に慣れ「歓迎されるはずだった」という思いを棄てきれないまま占領を始めてしまった。かって中国大陸における日本軍もそうだったのだろうか。「テロ」という言葉を使うことを躊躇しない人たちは、かって日本軍に対する攻撃はすべて「匪賊」によって行われていたのだということを思い出してほしい。

過去発言

228

サイードの死とシオニズムという常識 2003/10/07 22:53

229

追悼とは何か?「シャヒード、100の命」展 2003/10/13 23:15

175 返信 大量破壊兵器>大量破壊 野原燐 2003/03/25 22:25

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=175&range=1

176 返信 平和主義の普遍性を信じない。 野原燐 2003/03/27 08:32

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=176&range=1

181 返信 米兵とは誰か? 野原燐 2003/04/03 20:40

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=181&range=1

186 返信 ガーナーか死か? 野原燐 2003/04/08 22:42

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=186&range=1

173 返信 近衛vsヒロヒト 野原燐 2003/03/23 20:18

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=173&range=1

187 返信 早く降伏すればいいのにね 野原燐 2003/04/09 20:16

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=187&range=1

189 返信 次の銅像は誰が倒す 野原燐 2003/04/12 08:18

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=189&range=1

191 返信 日本人は朝鮮半島の統一を望む 野原燐 2003/04/20 12:48

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=191&range=1

168 返信 『黒旗』(合法的でない状況) 野原燐 2003/03/16 18:05

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=168&range=1

169 返信 イスラエル軍のブルドーザーに轢殺された女性 野原燐 2003/03/19 00:26 http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=169&range=1

170 返信 殺された女性、レイチェルとイイハム 野原燐 2003/03/20 23:06

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=170&range=1

171 返信 Re:殺された女性、レイチェルとイイハム 野原燐 2003/03/21 17:01

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=171&range=1

188 返信 Tom Hundallさんがイスラエル自衛隊に撃たれた。 野原燐 2003/04/12 07:46

http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?base=188&range=1

主人の語り/奴隷の語り

今日は朝ちょっと家事をした以外ずっと暇でパソコンの前でいろんな本をめくったりしていたのだが、いまいち気分が乗らず一行も書けなかった。

はてなで、http://d.hatena.ne.jp/entre/  「遅ればせの革命」というサイトを発見、面白かったのでコメントしてみた。

# noharra 『!!全国のまつろわぬ日記書きよ!!、と大時代に呼び掛けられ、ふ、不意を突かれて応答してしまおう。例えば「テロ」といった一つ一つの言葉の使用法が、権力行使に必須の言説の配置をいま作っていること、だからそのことに自覚的に一つ一つの決まり文句の使用法をパロディ化することだけでも、大きな抵抗になりうる可能性を持つ。そのように感じ、同感します。“大丈夫、君が心配しなくても、自衛隊は<テロ>では死なない。”自衛隊の先駆けだからこそ殺された二人に対し、テロの犠牲という言葉を使って疑わないマスコミに疑問を感じていたので、entreさんに賛成します。野原燐』

E・サイードは、世界というものはつねに主人の語り(正史)によって作られているとし、それに対し対抗的物語を対置する。(master narrative/counter narrative)*1 そうだったのか、うん。イラクやパレスチナがどういう現実としてわたしたちに認識されているかというと、当事者アラブ人ではなく、欧米の帝国主義的視点からである。例えば「自爆テロ」。占領地における民族解放闘争といった文脈であれば中立的なのに、ことさらに宗教性が強調されたり、自爆という奇形性があげつらわれる。そして平和な市民が殺傷されたことの悲劇性が強調される。<テロリストではない>イスラエル自衛隊が<テロリスト捜索のため>パレスチナ人の家屋を破壊しテロリストではないパレスチナ人を殺してもそれは報道されない。

誰がテロリストであるかを決める権限は帝国主義者の側にある。だが、そう断言してしまったら、歴史や記憶の圧殺を拒否する対抗的物語が正史に一矢を報いる可能性、すらないのではという絶望におちいる。この問題について、希望を与えるのは皮肉にもイスラエル=シオニストたちの言説=宣伝戦略である。彼らは武力行使とともに、言説=宣伝戦略を大々的に展開することにより現在のバランスを(1350億ドルのアメリカの支援)手に入れている。現在の言説の付置は彼らの努力によって歪められた結果である。アプリオリに帝国主義者の側とサバルタンの側が存在する訳ではないのだ。即ち、対抗的物語の側にもチャンスはある。

*1:cf現代思想サイード特集p88

イラクの被拘束者

 ところで、「テロ関与の疑いでグアンタナモ米海軍基地に収容している660人」はどうなった。彼らにも公開裁判を受ける権利を認めろ。公開裁判ができないのなら直ちに釈放せよ!

旧聞ですが1月8日毎日新聞に下記のニュースがありました。

http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/894919/83C838983N-20-28.html

【28】イラク:

拘束の約500人釈放 幹部情報に懸賞金 占領当局 

2004.01.08

 【バグダッド成沢健一】米英占領当局(CPA)のブレマー行政官とイラク統治評議会のパチャチ議長は7日記者会見し、駐留米軍が拘束した1万2800人のうち約500人を8日から釈放すると明らかにした。また、武装勢力幹部とみられる約30人に懸賞金をかけて手配する方針を表した。融和策拡大により、旧政権や武装勢力幹部の拘束に向け、イラク国民に協力を促す狙いがあるとみられる。

 占領当局幹部によると、釈放予定のイラク人は506人。第一弾として8日、バグダッド郊外のアブグレイブ刑務所に収容されている約100人を釈放。その後、数週間かけて各地の刑務所にいる拘束者を釈放していく。対象は旧政権への間接的な協力者に限られ、連合軍を攻撃した実行犯などは除外される。今後攻撃は行わないとの誓約書署名や、地元有力者が身元引き受け人になることが釈放の条件となる。

[毎日新聞1月8日] ( 2004-01-08-01:06 )

 この記事を見て気分が悪くなったのは、イスラエル当局がやってきたこととそっくりだ、ということ。数万人のパレスチナ人を何年も拘束しそれほど多数でない人々を「釈放する」と大きな声で報道する。上記にあるようにこれは「融和策」であり、それに応じて相手は譲歩を示すべきだとされる。だいたい平和な村にやってきて攻撃の前科があるわけでもないのに手当たり次第に引っ張っていく。それで数年後に返すときは感謝しろ!冗談も休み休み言え、というようなものなのだと思います。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20031125 にも書いたが、ここでも言いたいことは、(こうした政策は間違っていて直ちに止めるべきだとわたしは思うが、まあーそれとは別に)イスラエルでは当局は長い歴史の中でそういう政策を採らざるを得ない立場に追い込まれているとも理解できる。しかしイラクにおいては違う。イスラエルにおいて長い年月を掛け相手を鎮圧するという効果を生まないことが完全に実証された政策を採るのは百%馬鹿げたことだ。頼まれたかなんか知らないがそんなとこに行く自衛隊員もどうかと思う。

 自衛隊員の責任を問うのは如何なものか、という反論があろう。でも前にも言ったが公務員は命令を聞くだけではなく、その命令が正義に反しないかどうか判断する義務がある、と私は思っています。

続報http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/894919/83C838983N-0-18.html上の記事が当局発表そのままだったのでさすがに気がとがめたのか、続報では、約100人の釈放に対し「刑務所前には釈放を待つ家族ら約1000人が集まった。しかし、多くの人の家族は釈放者の中に含まれず、人々は駐留米軍への強い不満を口にした。」など、釈放を待つ人々の側に立とうとする姿勢があった。

http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/894921/83C838983N-0-17.html

ついでに上記から、

 サマワ署のサアド・ムハンマド副署長は「サマワ市民の多くは仕事がなく、空腹の状態が続いている。自衛隊派遣が雇用創出につながらない場合、市民の落胆は大きく、派遣は失敗するだろう」と話している。

イラクはレバノン化するのか?(悲鳴)

 自衛隊がイラクへ行くといっても何しにいくのかが今ひとつはっきりしないのが問題です。子供の使いじゃあるまいし行きますといって、運悪く死傷者が出るとなんのこっちゃではすまないですよね。ところで、相手の攻撃のことを「テロ」というのはもう止めるべきである。ナルシスティクな言葉使いはナルシスティクな認識を生み、結果はより悪くなる。

 さて、話題のイラク人女性によるブログ(日本語訳)

「2003年12月22日 (月) 疑問と恐怖」から、引用します。

http://www.geocities.jp/riverbendblog/

 イラクでは、スンニ派とシーア派は、ずーっと協調してやってきた。いまでもそうだ。いまのところは。私の出身は、半分がシーア派、半分がスンニ派であるような一族である。なんにも問題はなかったし、教育ある人々の大半は、この二派の違いをうんぬんしない。八方に敵意を煽り対立を引き起こしている元凶と思えるのは、連合軍暫定当局(CPA )と統治評議会(GC)が養成している対内乱民兵組織だ。これには、チャラビの殺し屋たち、SCIRI過激派とクルド Bayshmargamsの一部が参加することになっている。

 

 わかりやすいが、だが誤った見方は、クルド人やシーア派にとって、これはプラスだというものである。とんでもない。穏健なクルド人とシーア派の大部分は、スンニ派とまったく同じに、この新たな兵/スパイ集団に怒りを募らせている。国民に向けて放たれ、国民をほしいままにすることを意図していると。イラクのいたるところで、敵意と猜疑が増悪するだけのことだ。また、このイラク新軍が占領軍と同様に見境なく拘束と襲撃を行うというなら、さらに多くの血が流されるであろう。

 

 私は、まえにこう言ったことがある。イラク人は、内戦という惨事を引き起こしたり無実の人々を虐殺するような人間ではないと願うし、信じてもいると。そして、私はいま、このところの極度の絶望にもかかわらず、この思いにしがみついている。戦闘の間、レバノンに住んでいた人々から、レバノンの話を聞いたことを思い出す。彼らが取り返しのつかない惨事のことを話すのを聞いていて、いつも同じ疑問がわいてくるのだった__何が下地になったのか? 兆候は何だった? どのようにして起こったのか? そして一番大きな疑問・・・誰かそれを予見したのか?

 イラクのことを何も知らず、しかも偏見だけは持っていて、スンニ派とシーア派というカテゴライズぐらいしかしらない馬鹿なアメリカ人が権力に関与した結果として、もし本当にイラクが内戦状態に陥ったら限りなく不幸なことだ、と思う。上に書いたように、日本人も「テロ」という言葉の使用を止めるべきだ。