(2)ある市民運動を、過激派として排除しようとする某氏

(1)
前稿「ある市民運動を、過激派として排除しようとする某氏」で、
ある市民活動家HTさんに対して、「(あたかも中核派であるかに印象操作した後)極左」とよび、排除を呼びかけだ菅野氏の発言はありえないものだ、と批判した。

そのような排除の呼びかけ、暴言は、私が思っていたより長く、何度も大声で繰り返されたようだ。困ったものである。

(2)
そもそも、市民運動とは異質な思想をもった他者が共同行動することである。例えば、スローガン一つとっても強い思いを込めた表現行為であり、他人のそれとは食い違う。紛糾つきものであり、妥協なしには共同行為なしえない。そのような「紛糾と妥協」がない組織の方が、もちろん一定の目的を整然と行うためにはふさわしいだろう。千人を超える聴衆を集めた講演会を整然と行うためには、統制のとれた命令系統をもったきちんとした組織が必要である。そのように彼ら(「正常会」https://hyogo-seijoukai.jp/)は2.24集会を成功させた。
それは反斎藤派運動を市民に広く認知させる大きな成果だったと評価しうる。
ただし、それは市民運動の本質ではない、と私は考える。
市民運動であっても統制のとれた命令系統をもったきちんとした組織によってやりたい、という思想はあって良い。正常会が一定の成果を上げたことは認める。
ただそうじゃない運動を悪しざまにいう権利はない。市民運動の本質は、社会正義を求めるとか抗議という公共に関わる意志と、ただの市民の自由(表現意識)との緊張関係にある。ごろごろしていてもいいのになぜあえてデモに行くのか。そこに社会のなかでどう生きるのかというその人の考え方が問われる。政党活動はこうした根底的自由とのふれあいがないので、あまり面白くないというのが私の感覚。まして、命令と統制が好きな人の組織はあまり好きにならない。
ドンマッツ氏は「スパイ入れて乗っ取る」と言った発言を平気でしてしまう思想の持ち主であり、自分たちのグループ以外のものを排除してしまう。
(3)
しかしAという党派に属している人が一人居るからと言って、Bというグループの全部を「過激派」として排除すべきだとするのはオカシイ。つまり自分の感覚に合わないものはすべてダメだと決めているわけであり、それでは他者と連帯できない。運動などできない。最初から市民運動のなかで議論をする前提を欠いた思想だということになる。

「極左暴力集団である中核派関西派に最大限の侮蔑であたって何が悪いんだろう。
君ら、なんか勘違いしてない?その黄色のおっさん、極左やで?」という菅野氏のtwitter発言に対して、
「ヒューマンチェーン第4派の主催者および参加者は、
「極左暴力集団である中核派関西派」ではありません。
個人的な偏見に基づき、神戸の最大の市民運動の一つに敵対し妨害することは、影響力のあるアクティビストとして恥ずべきことです。」と言い返しておいた。
(参照 https://666999.info/noharra/2025/09/19/1992/ )

(3)
諍いはとにかく避けるべきだ、という考えがある。
そういう思想には賛成できない。
「中核派を含む極左暴力集団です」と何度も叫びあげるという一方的中傷を彼らが公然と行ったのは、彼らが市民デモhyogoを斎藤知事反対派内部とは見なしていないということになる。
彼らは自らのグループ(正常会)の内部でも、彼らに疑問を呈する人を吊し上げ排除するということを繰り返してきた。自分たちの狭い常識の範囲を超える人々をすべて敵視し、攻撃する傾向がある。しかも、自分たちの思想の範囲を墨守するというより、ファッションやセンス、どんくささ、高齢であること、トキシック・マスキュリニティ(有害な男性性)など、自分の感覚に反するものを害悪であるかのように排除しようとする。

動画16分02秒には、「小田実のベ平連は統制をしないことをモットーとしている市民運動である。」と西信夫さんが述べたことろがある。

市民運動・政治運動とは自分の思想を基に勢力を拡大しようとするものであり、他のグループとはいさかいが生まれがち。対立をどう処理・対応するか?において、その運動の値打ちが決まっていく。多くの運動はリーダー層(2,3人)の思想・常識を参加者が共有することで成り立っており、思想的には一致点があるがなんらかの点で異質な他者というものを排除してしまいがちである。しかし、グループ内部における異論の許容は絶対に必要なことだ。(ただ訳わからない議論というものはありそれはなんとかすべきだらろう:ただ、野原〜松下がそれに該当しない保証もうないが)
まして、理論的に大差ない他グループに対して、それが他であるというだけの理由で排外的に振る舞い、ケチつけポイントを見つけ出し、最後には大衆の門前で暴言を吐くなど見下げはてた行為である。セクトである極左である、とはレッテル貼りに過ぎない。

市民デモhyogoは多くの団体のゆるやかな結合という形を取り、多くの市民の結集軸たり得ていた。グループ内民主主義や生産的な議論というというものは時間ばかりかかり大変である。しかし大事だと思う。

(4)
このドンマッツ氏のyoutube、これは1時間19分以上あるので、見ようと思われた方もたいてい途中で中断したのではと思う。

4.10兵庫県庁弾圧救援会に関わる部分が(42分00秒ごろ)から約3分ほど。
https://www.youtube.com/watch?v=TUQW6-A5YSQ&t=2525s (頭出し)
確認のための抜書をしておく:
大学生の庁舎内に入ってトラメガを使ったという事件。
「あんなもんね、建物の中に入ってトラメガ使う方がアホなんじゃ。
捕まって当たり前じゃ、ボケ」とのこと。
「・・・(そんな)キチガイどこにおんねん」

動画の最後の方で私にからんできた女が、(Hさん)最後弁護士みたいな奴に泣きついとんですよ。その弁護士がその学生の裁判を扱っている弁護士です。

「仲間でもなんでもない、gotohellだ。」
Aさんは、その弁護士が手を差し伸べただけで「gotohell」と言われてしまう。敵の友達はみんな敵、というなんかすごい関係妄想の世界である。

「ほっておけ。」「会長として言いますけど、傍聴には行くな、」ですって。

以上、長くなってすみません。
野原燐

ある市民運動を、過激派として排除しようとする某氏

自分のこと賢いと言っている菅野氏の発言ぶりを聞いてそれに同意する人も少なかろうが、そんなことはどうでもよい。「その黄色いおっさん」(HTさん)を極左であると決めつけていることが問題。

しかも、「極左暴力集団である中核派関西派に最大限の侮蔑であたる」ことは当然だと言い放った直後なので、HT≒中核派であるかのように位置づけた上で侮蔑したということである。仮にHT氏が中核派構成員であろうが、それだけで侮蔑すべきではない。しかもそれは個人的言動ではない。反斎藤のデモの最中に、ある市民を、極左と呼び排除しようとする。その菅野氏の政治思想が問われるべきである。

https://twitter.com/noiehoie/status/1968649203346735204

これが、ドンマッツ氏の発言のうちでも最悪のものの一つ。
この女性の言い分については、できれば後に補充したい。

菅野氏は、ヒューマンチェーン第4派の主催者および参加者全体を「中核派関西派」と言っているようだ。
少なくとも、上記ツイートによれば、ヒューマンチェーン第4派の参加者全体を、現場で「極左暴力集団」であると決めつけていることになる。

その根拠というのは、このツイートにある「M氏が中核派関西の一員であり、市民デモHYOGOの中で幹部組織である「世話人」の役についている。」というだけである。

市民デモHYOGOは、約40の市民活動団体のゆるやかなつながりにすぎない。ML(メーリングリスト)の他に、月何度かのビラ撒き、集会企画などをするだけの団体である。
来るものは拒まない方針のため、元または現新左翼組織の構成員が会合に参加することもあるだろう。「中核派」というものにアレルギーを持つ人は多く、それには理由がある。しかし、M氏を拒絶しなかったことによって、市民デモHYOGOおよびその企画に参加した市民を「中核派」「極左」と呼び、排除すべきと呼びかけることは明らかに間違っている。

市民デモHYOGOは、あくまで連合体に過ぎず、組織方針を決める幹部組織などというものは存在しない。組織としてありえない、と菅野とドンマッツからは見えたようだが、緩やかすぎる組織だからこそ持続しえた(とも言える)。資本主義社会で通用する組織の常識を絶対視する彼らの方がオカシイのだ。

「長く運動してきたからと言って
市民デモHYOGOのやり方には一切賛同しない。

一時は敬意を持って接したが、蹂躙に蹂躙を重ねられ、今の状態になっている。」とドンマッツ氏は言っているが、「蹂躙に蹂躙を重ねられ」などという事実はなかろう。
去年の集会で、ドンマッツ氏に失礼な行為があったようだが、謝罪はなされている。
なんで「一切賛同しない」と力む必要があるのか?(もちろん賛同してないのだからそのままで良いが、激しい嫌悪のエネルギーを持続する根拠がよくわからない。)

おはようございます。

「新たな、本当に民主的な、県民による兵庫県の民主主義を下支えする運動が必要やから、こないだの県民集会みたいなロートルクソリベラルのやってる自己満足の運動やったからあかんから、みんなで集まってみんなで活動してるんでしょ?」(11577行) 正常会のログから菅野氏発言。

これについて共感できる点もある。 こないだの県民集会の主催者はきちんとした組織ではないので不明確。市民デモ兵庫というMLの中心的活動家がその集会のために集まったもの。

「ロートルクソリベラル」というよりとりあえず「ロートル左翼」と呼んでおく。 1.「ロートル左翼」の欠点。ある目的を達成するために時間がかかる。 また、議論で決めるといいながら、時としてその経過があいまいであり、公開されていないこともあり、あいまいorパワハラ的なこともある。中心メンバーの感覚でものごとが決まっていく。

2.「ロートル左翼」の長所。メンバーの発言や行動について最大限の自由が認められる。意見がちがう人々も活動にさえ同意すれば、一緒に行動することができる。例えば、ある集会をする時、その目的、趣旨などを厳密に定めず、(今回の場合なら、反斎藤の運動を作る、といった)大雑把な目的のために一緒に行動できる。

集会にしろチラシにしろ、お客さんに楽しんでもらえるようなプロの水準というものは想定可能です。正常会ではそうした水準のものを作らなければならないという意識が強いようです。

市民運動(など)において、一番大事なことは、誰に頼まれたわけでもない自分自身の意志で、ある行為を行うことだと思います。twitterで2.3行の文章を書くときも、まじめに考えればけっこう考える時間が必要です。また友人と話あってもいろいろ話をしていくうちに、いろいろなところで驚くほど考え方が違うことに気づくはずです。 そのような悩みにいちいち付き合いながら、行動、発言を深めていくことが、市民活動としての「成熟」ではないでしょうか。 ここでいう「成熟」がないと、例えば各政党などの影響力に振り回され、不満ばかり貯まることになります。

☆「裏側での個人間LINEのやり取り」の禁止など、メンバー同士の二人または数人の直接の意見交換を禁止したいという、思想をはやくからこのグループは持っていたようです。日本共産党的にいう「分派活動の危険性」を警戒してのものでしょう。 とにかく、指導部あるいは討議による結論が先にあり、目標のために異論を唱えず効率的に行動する組織、普通の会社のような組織、をこの会は目的としているようです。 これは私の考える、民主主義的社会運動とは違います。100人居れば100人の考え方があり、相違と議論はいつまでも残るはずです。不和や矛盾をかかえながら、目標において一致すれば良いだけでしょう。

以上、おおむね以前に書いたことの繰り返しになりましたが、私が言いたいことを書かしていただきました。

それと、私が行っている県庁前スタンディングのように、一人でもできる行為をみなさんひとりひとりもっと行われたらよいのにと思います。

いま、どんどん人が抜けてますね。 組織に対して無条件の忠誠を持たない人は黙ってやめてほしい、とメッセージされているような感じだ。 やめるなら、今の気持ちを聞かせてくれ、斎藤を辞めさせたいという当初の気持ちは一緒だったのに、どこで食い違ったのか私たちも考えたいから、という柔軟さを、この組織は持たないようだ。 除名に関するルールと○○委員会をまずきちんと整備すべきでしたね。 野原燐 (正常会 https://hyogo-seijoukai.jp/ を止めるときに書いた文章)

5月に(正常会 https://hyogo-seijoukai.jp/ を止めるときに書いた文章)が出てきたので、参考までに、掲載しておく。
正常会というグループは、異論あるひとを排除するという不健全なグループだったので、もっと早くめんどうでもきちんと批判し、辞めるべきだったね。
だいたい、菅野氏が最初、トキシック・マスキュリニティを口にした時点で、ひっくり返って、戻るべきだった。

近況

 みなさん 暑かった夏もようやく終わろうとしています。ごぶさたしています。野原燐です。

 2023.10.7からのイスラエルのガザ侵攻はジェノサイドの域に達し、ガザ全市を更地にするばかりの破壊、飢餓が進行中です。兵庫県をはじめ、大きな組織の空気はよどみ、歪み、中のひとは苦しんでいるのかもしれません。

 去年3月退職を数日後に控えた兵庫県西播磨県民局長に対する処分が発表されました。斎藤元彦知事のパワハラ・おねだり体質、また、2023年阪神・オリックス優勝パレードについて、県費を支出しないなら、民間で実行させればよいのに、実際は「信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで」寄付金を補ったのではないかなど、多くの疑惑を告発した元局局長に対して逆に処分したもの。これは公益通報に該当するものと、後に認められた(主管官庁消費者庁によって)。

公益通報の場合、告発者探しをしてはいけない。しかし斎藤氏はそれに反し告発者を探し(公平校正とはいえない)処分をした。

 その後、二つの委員会報告によって文書の公益通報性は明らかになった。にもかかわらず、斎藤氏はそれを認めず、自己の認識の無びゅう性を主張し続けている。知事発言はトンチンカンなのだが、それを指摘しても知事は論理的能力がないふりをして、応答しない。民主主義の基盤は議論であり、議論の能力を欠いたものが知事である場合はマスコミなど万人に叩かれ辞任すべきだが、そうなっていない。

 このような状況の中で4月10日に、3人の男性(うち二人は二十歳の学生)が知事室を訪問し、辞任を求めた。知事室への入室は拒まれ、2人は知事室前で2分ほど抗議したが、その後そのまま退去した。しかしその後約1時間後元町駅付近で現行犯逮捕された。結局、3人とも逮捕され、二人は22日間の勾留で略式起訴、Aさんは起訴され72日後にやっと保釈されました。

  そもそも刑法に問うべき大きな違法性はまったく存在しておらず、不当な起訴です。そして、起訴さえすればいくらでも長期勾留できるという日本の制度のオカシサは糾弾されるべきです。現在、刑事裁判が神戸地裁で継続中なので、是非関心を持ってください。

(詳細は →4.10兵庫県庁弾圧救援会)

(関連記事 →3月の告発者はまだ死なない)     

                    

1/27の百条委員会行きました

今日は(1/27)兵庫県議会で最後の百条委員会がありました。

これまで抽選にだけ参加し外れることを3回したかな。今日もそうかなと思っていると、参加者が少なく入れた。
正式名称は文書問題特別委員会。資料の文書ファイルを配ってくれる、終わったら回収だが。
「聞き取り調査報告」がいくつかある。8つあった内3つが公開可と言ってくれたそうで、議員以外は一人。県職員1025-Bさんだが、この方の意見は公務員らしく法律と常識を踏まえた正論。反論の余地を塞ぐように周到に書かれている。ひょっとすると一般論としてならこのように書くのは能力さえあれば難しくないのかもしれない。しかしこの証言は斎藤が当選した後であり、斎藤の性格を考えると左遷などの圧迫を加えてくる可能性は充分ある。彼の勇気と見識を讃えたい。応援しているとここに書いて置きたい。

もう一つは迎山志保議員。4/19の16.30分ごろ、会派控室に総務部長(井ノ本)がたずねてきた。紙片を分厚いファイルに閉じたものを持ってきて、一部を見せてくれる。元県民局長のプライバシーに関するものらしい。一面にびっしり文字ばかりで小説のようなものかもしれないと思った。といった証言。
これが立花が後に大騒ぎする元県民局長のプライバシー情報(不倫・不同意性交といった何の根拠もないデマの元といえば元)である。この時点で、人事課は元県民局長の処分理由を必死に探していた。しかし人事課は、この情報は処分理由にならないのでプライバシーとして封印することにし、百条委員会もそれを追認したわけだ。
ところがそうした経過すら正確には把握していない立花氏が、断片的噂話から不同意性交などといったデマを、政見放送などで大拡散していくことになる。(公職選挙法違反になるだろう。)
そのとき語られたのは、「これが事件の真相なのに、奥谷委員長はそれを隠蔽するため必死で片山氏の発言を止めた」云々というもの。しかし、それは奥谷云々ではなく、プライバシーとして封印する、非公開情報とするとと百条委員会で公式に決まっていたものだ。その決定に反する行為が片山氏と増山議員によってなされた。そしてそれをネタにデマを大拡散する勢力が蔓延した。(増山議員には強く注意する旨、奥谷氏は今日も言っていた。今日言っていたのは、増山氏の1/18のSNS発言が情報漏えいだということ。)

いずれにしても、井ノ本氏が迎山氏に見せた内容は、元県民局長のパソコン(orUSBメモリ)にあった内容だろう。人事課から外部に流出することはあってはならない。つまりこの井ノ本氏の行為はあきらかに、公務員法で禁じられている秘密の漏洩に該当する。

委員会は30分ほど遅れて始まった。こちらに全57分の動画がある。
https://www.youtube.com/watch?v=CEdswjV6ScU

私は終わってから、県庁広報広聴課を訪ね、抗議を試みた。
上に迎山氏の発言で明らかになったように、そして実は早くに週刊誌報道でも報道されていたように、人事課において秘密にすると定められていた秘密が漏洩した。したがって、情報漏洩の事実があったと人事課において確認し、該当職員を処分すべきである。なんで10ヶ月近く放置しているのか、という抗議である。
広報課担当者はお気持ちは分かりますと受け止めてくれた。

細かい事実関係を、質問し教えてもらった。
総務部長は去年3月までは小橋浩一氏であり、4月から井ノ本 知明氏になった。ただし、井ノ本氏は2024年7月30日には体調を崩し休んでおり「総務部付」となった。(小橋氏も休職、7/31付け「総務部付」。現在の総務部長は有田一成氏。)

県職員の懲戒処分などは人事課で行う。人事課長の上司としては、職員局長、総務部次長、総務部長、副知事、知事がいる。
上司の非行を人事課長が裁けるかというと、難しくはあるだろうね。でもしなければならない。公務員が憲法に誓約するとはそういう意味だと思う。

第三者委員会については3つあると教ええくれた。
1.文書問題に関する第三者調査委員会 監査委員事務局 監査第1課所管 2024.6.12 弁護士に委託。
名簿 https://web.pref.hyogo.lg.jp/ka01/documents/meibo0918.pdf 委員長が藤本久俊弁護士、ほか委員2人、調査員3人。(全員の弁護士)
百条委とダブルので不必要ではないか。

2.私的情報漏えい調査の第三者委員会設置(井ノ本氏についての)
人事課

3.「11月の知事選後に立花孝志氏らがSNSで公開した県保有情報の漏洩疑惑」
法務文書課
2025.1.7 弁護士の推薦を兵庫県の弁護士会にお願いし、弁護士会の方から委員の推薦がきたので、7日付で委託契約を締結した
https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/g_kaiken20250108.html

第三者委員会(2,3)については、netで調べてもあまり情報がない。
特に2,人事課所管分については、分からない。
今後、補充したい。

立花孝志を逮捕しろ(2)

立花孝志を逮捕しろ  という思いを、ハッシュタグで共有したいという方が(日本中で)増えている。

それに関連した行動を、先日(1/20)少しだけしたので、報告したい。

 1/20月曜日朝から、竹内県議死去のニュースがショックで、なんとかしたいと思い、県警前スタンディングを思いつく。12時からの昼休みが人通りが多いだろうと考えたが、ぐずぐずしていて出発が遅れ、実際に立ったのは午後1時からになった。
 去年から、A4の紙を薄いクリアケースに入れ胸の前と背中に垂らすことを考え、今まで数回に実行した。A4だと印象は薄いが、楽でよい。
 県警前の人通り、少しはある。1時間立ち、共感してくださる方が一人居てはった。その方の友人も、県庁周辺ぐるぐるデモというのを一人で(不定期に)やっているとのこと。陽が当たるところに立ったので、暖かかった。
 スタンディングを終えてその後、県警に行き、広報課の人と話した。

 上に書いたように、12/25に県警に告発状を出そうとしましたが、受け取ってもらえなかった。
 今日は2回目の県警なので、前と同じことをしてもしかたないため、広報課の方と会いたいと言った。
 「立花逮捕せよ」が希望と言った。担当者が要望は何ですか、と聞いたので。しかし彼は、「そういう要望があったと聞いておきます」とのこと。これは斎藤氏の定番のフレーズである「しっかりと受け止める」という同じであり、内容は受け止める意志はなく、その場逃れの応答をしているだけだ、という印象。
 捜査・逮捕などが進んでいるのかを聞いても、捜査の状況についてはお答えできない、の一点張り。
 
 立花が政見放送において、渡瀬氏への誹謗中傷を含めた発言をして、選挙の公正性を歪めた。それは常識はずれのことなので選挙機関中に中止させるべきだったと主張。私も、選挙の公正性を歪められた被害者だと言った。県警は立花氏の活動を放置し続けたが、選挙の公正性を歪める活動を抑制すべきだという問題意識はなかったのですね?というのが私の質問。しかし回答はなかった。
 また、竹内氏などへの執拗な攻撃を立花たちが行ったこと、それを県警が抑制していれば、竹内氏が死ななかったかもしれないと言っておいた。担当者は、県民広報課警察相談係 古味さん。
「捜査にかんすることは一切答えられない」を強調し、立花が取調べを受けた事実がある、とも言いません。ある時ここらへん(県警1階)に居てたことは事実だが、とのこと。

具体的事実が法律のこの条文に該当する、と法的に明確化された訴えでなければ、それに応じることはできなのだという態度でした。
しかし思うに、市民は法的知識はあまりないのだから、こういうことを訴えたいとだけ言えばよいのだと思う。警察はそれを受け止め、例えば条文のどれにも当てはまりませんから残念ですね、という回答になる場合もある。条文との整合性は警察の側が判断することだと、私は思う。

刑事訴訟法を確認してみると、「第239条第1項:何人でも、犯罪があると疑う場合は告発を行うことができる」とある。
私の告発状を再確認すると、根拠をあげて犯罪があると疑っており、告発できる場合に該当するように思われる。
(https://x.com/Adepteater029/status/1882005972903952473
で教えてもらったが、「犯罪捜査規範第63条により、司法警察職員は告訴/告発があった場合には受理する義務を負う」とのことである。)
「犯罪があると疑う場合は告発を行うことができる」のであり、その後実際には、犯罪が発生していないと捜査機関が判断すれば、捜査に至らないことができる。つまり、書類の受付後、受理/不受理の回答がなされなければならない。書類を突っ返すというのはあってはならないことである。

しかし、実際には、私は2度のチャレンジで、兵庫県警という巨大な建物の入口から10mほど離れたロビーのソファまでしか侵入できず、敗退した。県警は自分たちは法的ルールに則って行動しているだけだと主張するが、現実には市民の大きな怒りなどにも応答する場合がある。
後で分かったが、この日の午前中、兵庫県警村井本部長は20日、政治団体「NHKから国民を守る党」党首、立花孝志氏が、死亡した竹内英明・元兵庫県議(50)が県警の捜査対象だった-などとSNS上で発信している内容について、「全くの事実無根」と否定した。彼が「通常では行わない」このような発表をしたのは、市民の大きな怒りが原因だろう。

他者への人権侵害にあたる場合、表現の自由は制限されるべきです。誹謗中傷に該当する場合などです。その家族などに対して中傷を加え、恐怖を与えることにより、議員を辞職させ、さらには自殺に追い込むことは犯罪であり、直ちにそのような活動の継続は中止させるべきです。
実際には、強制力を持っているのは警察・検察しかありません。彼らが動かないとどうしようもないわけです。法の精神に基づき公正な取締、逮捕等がなされているわけではなく、警察のきまぐれ(に見えるもの)をコントロールする方法はありません。私が行った行為は影響力をほぼ及ぼさないものではあるが、市民の直接の意志を警察に対して表現した点で意味があるものだと思う。
(2025.1.20-23)

立花孝志を逮捕しろ(1)

立花氏に対する告発状、受け取ってもらえず

とりあえず、事実だけ書いておきます。

12/25に100条委員会があり、傍聴30人のところ百人以上が詰めかけた。抽選。私は当然のように外れた。

私は前日用意していた、告発状を県警本部に提出しようとした。

ロビーで待たされると女性事務員(警察官?)が応答し、丁寧に文章を読んでくれた。個人では判断出来ないため、上に持って上がって、返事するとのことで、上に上がる。
帰ってきて、これは記載した条文に該当しないので、文書を受け取れないといって、文書返される。押し問答するが受け取らず。諦めて帰る。
帰りに「お見送り」とか言うので、そんなものは必要ない。そもそも公務員がそんなことのために時間を使うのが不適切だ。
さらに、ロジという言葉を知っているか、と少し発言した。終わり


告発状
2024年12月25日
兵庫県警本部 御中

告発人
住所 兵庫県○○
氏名 ○○

被告発人
氏名 立花孝志
住所 (貴警察において取調べ中)
職業 NHKから国民を守る党党首

告発の趣旨
立花孝志氏は下記(1)(2)(3)のとおり、公職選挙法違反を犯している。
「その選挙が選挙人の自由に表明せる意思によつて公明且つ適正に行われること」(公職選挙法第一条)を立花氏は阻害した。本来選挙管理委員会は選挙期間中に立花氏の発言を抑制すべきだったのに、それはなされなかった。
早急に処罰していただきたく、告発する。

告発事実 および罰条
(1)
立花孝志氏は10月25日に下記の発言をしている。

https://x.com/tachibanat/status/1849607559046627523
自分が嫌いな知事を、虐めるために、ウソの事実を内部告発という方法で拡散した人間は、たとえ自殺しても私は許さない!」

しかし、元西播磨県民局長渡瀬康英の「告発」は、
1,知事を虐めるためのものではない。
2,渡瀬氏3月12日付け7項目の文章のほとんどは、事実または真実相当性がある。ごく一部の勘違いがあるだけである。ウソの事実ではない。
3,この文章は、内部告発に必要な小部数のみ配布されたものであり、拡散されていない。

以上により、この文章は虚偽(又は事実をゆがめて公にする行為)である。

「公職選挙法235条2 当選を得させない目的をもつて公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者に関し虚偽の事項を公にし、又は事実をゆがめて公にした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮こ又は百万円以下の罰金に処する。」に該当する。

((1)は、10/27にsenkyo_tsuho@police.pref.hyogo.lg.jp宛メールしました。)

(2)選挙公報には  
「ウワサ話を集めてウソ話を拡散した元県民局長はなぜ自殺を選んだのでしょうか?」という文章があります。
元県民局長がウワサ話を集めてウソ話を拡散した、は虚偽です。

上と同じく、公職選挙法235条2違反に該当する。

(3)公職選挙法は「その選挙が選挙人の自由に表明せる意思によつて公明且つ適正に行われることを確保」するためのものです。
第一条において、被選挙人ではなく選挙人の自由意思、公明且つ適正を特に強調していることは注目すべきです。つまり、選挙人が「虚偽」や「ゆがめられた事実」によって、適正でない判断をしてしまってはならないということは非常に重要です。

第百四十二条の七にいう「表現の自由を濫用して選挙の公正を害する」行為は許してはいけません。

立花氏は立候補者として、選挙公報によって自己の表現を自治体によって拡散してもらっています。その表現が、選挙の行方に影響を及ぼすような「虚偽」に満ちていることは、あってはならないことです。

((2)(3)は、11/5にsenkyo_tsuho@police.pref.hyogo.lg.jp宛メールしました。)

追記:
不十分点については、追って補充します。

(以上)

兵庫県職員のみなさん

11/17の選挙によって斎藤氏が、再度知事になりました。
彼は「これまで説明しているとおり、県としての対応は適切かつ法的にも問題なかったというのが私の見解」と言いました。
https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/yt3bf8cc29c7494b6aaddbea3e43da6fcf
しかし、W氏文書に対する県の対応は公益通報者保護法に反したものというのが、事実であり、それを覆すことはできなはずです。それだけでなく、斎藤氏の言動についてはすでに百条委で膨大な質疑が繰り返されており、彼の主張は否定されています。

しかし彼は「民意を得たので、職員の皆さんは知事部局として一緒にやっていくのが地方公務員の責務」と話した、というのことのようです。
一緒にやっていくのは当然である。しかし、知事のパワハラは存在したのだし、それと同じことを今後もされても困る。
どうすればよいだろうか?

臥薪嘗胆である。この7ヶ月の間、斎藤氏は周囲の皆から何を言われようとも「県としての対応は適切かつ法的にも問題なかったというのが私の見解だ」という姿勢を守り抜きました。W氏はすべて正しかったが(不倫があったかどうかなど彼の告発の成否とは何の関係もない)、死を選んだのはマチガイだと思う。わたしたちは斎藤氏の厚顔無恥さに学ばなければいけない。
彼は何度も謝罪の言葉は口にしている。しかしそれは口先だけの謝罪だった。彼にはどんなことをしても守らなければならない「真実」があり、それ以外のことではすべて譲歩・謝罪しても良いと考えたのです。弁護士と相談しどこまでは謝罪しそれ以上は1mmもはみ出さないように慎重に言動をコントロールしました。


あなたは、何を守るか?
「県としての対応は適切でなく公益通報個人情報保護法違反だ」については守り切れはずだ。そして、それ以外の点についてはへらへらしておればよい。
四年間の臥薪嘗胆である。斎藤氏にできたことはあなたにもできるのだ。くじける必要はまったくないので、元気に出勤してほしい。
あなたは仕事をする。仕事とは県民(市民)のための仕事だ。法律に目的が書いてある、その目的に資するものだ。それ以外の県庁内部的な仕事と称するものはできるだけサボっても、まあなんとかなる。(無責任で申し訳ないが)
へらへらして、4年間をやり過ごすこと。斎藤氏の厚顔無恥さに学ぶこと。
生き延びるためではない。斎藤氏を心の底から馬鹿にしている「私」がそこに存在することは、すでに勝利だ。
元気でにこにこ、生きていってください!
(1975年入庁 野原)

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