イラクで拘束されていた東エルサレムのパレスチナ人が、
昨日解放されたということです。
ハアレツの記事は以下。
<http://www.haaretz.com/hasen/spages/418975.html>
わたしは英語が読めないのでまだ読んでいません。
東エルサレムはヨルダン川西岸地区と同じく被占領地区です。アメリカや日本もそう認識しているはずです。
イラクで拘束されていた東エルサレムのパレスチナ人が、
昨日解放されたということです。
ハアレツの記事は以下。
<http://www.haaretz.com/hasen/spages/418975.html>
わたしは英語が読めないのでまだ読んでいません。
東エルサレムはヨルダン川西岸地区と同じく被占領地区です。アメリカや日本もそう認識しているはずです。
イスラエルのシャロン首相は「アラファトを殺す」可能性を示唆したと伝えられています。だれが誰を殺しているのか、について小泉氏の認識は間違っている。テロリストではなく、シャロンが先に殺しているのです。イスラエルと団交することの、損と徳を 丁寧に考量したレポートを出すように外務省に命じて下さい。
概念集の1項目としての「連続シンポジウム」について、4/21に前半だけ「紹介」しましたが、今日4/27に後半を追加しました、4/21の欄に。
下記4/21の「連続シンポジウム」と題された文章では、〈連続シンポジウム〉について、“バリケードが言葉としてさえ流通しない段階の祭”という簡単な規定がなされている。わたしというものが自己がそう信じている私を大きくはみ出す存在である、ということに基礎を置く集合的心性を楽しむことが、祭りであるだろう。言い換えれば、そこに集まった人々の身体的高揚感の相互交流である。坂本氏の掲げた「新しい共同性を目指す流れをもつ大学祭を創り出す」というスローガンは、まさにその<祭り>の本質を知的に言い換えたものと考えることができる。したがってうさんくさいと思いながらも全面的に拒否できない理屈として、存在し続けた。
で、松下氏の文章の後半は意外にも「連続シンポジウム」に対して批判的である。「任意の活動ないし討論の場面に、予備知識のない人が参加したとして、この人は目前の場面が〈祭〉に関わるものとは思わないであろうという事実に危機が象徴されている。」この批判はかなりクリティカルな(臨界的)もので、野原がこの「後半」の掲載をためらった原因にも成っている。*1祭りの準備というのは、楽しい場合もあるが必ずしもそうである必要はなく、祭り自体が楽しければそれでいいのである。だが重苦しいばかりで全然楽しくないとしたら問題である。(仕事でも一緒ですね。)目的に対し建前(当為)の比重が高く、自分の身体がついていっていないばあいなどがこれに当たるだろう。
テーマとして掲げられた<単位制、天皇制、家族制の批判的検討>。野原自身かって討論会に何度も参加したので他人事として言うことはできないのだが。例えば「天皇制」という言葉について、連続シンポ的用法は生産的でないと、現在の私は思う。自己変革において世界を転倒させるという可能性において言葉は発せられていたのであって、そのことを抜きに議論は成立しないのであるが・・・
(つづく)
*1:岡山の討論会だけでなく他の松下を中心にした討論会にも当てはまるのではないか?という問いを引き起こす点で。
我々アメリカはアパッチ戦闘ヘリとF16戦闘機、そして様々なミサイルを使って家々や女性、子ども、学校、病院を破壊している。それにもかかわらず、自分たちの家や家族、文化を破壊から守ろうと我々を止めるために立ち上がる人々のことを「テロリスト」と呼ぶ。ここでもまた、我らが米軍や米国政府の者たちは言語を逆さまにしている。
(「逆さまのファルージャ」サム・ハモッド Information Claring House原文) 益岡賢氏のページより http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/
(朝日新聞 5月1日 01:41)からの記事を貼れば、
http://www.asahi.com/international/update/0501/002.html
バグダッドの米拘置施設でイラク人虐待、写真放映で波紋
カイロの街頭で1日、米兵に虐待を受けるイラク人容疑者の写真が1面に掲載された地元紙を読むエジプトの人たち。アラビア語で「スキャンダル」との見出しが掲げられた=AP
イラクの米軍兵士がバグダッド郊外の監獄に拘置しているイラク人を虐待する写真がテレビで報道され、大きな波紋を広げている。米軍は今年に入って虐待問題で米兵6人の起訴を発表したが、4月28日に米CBSテレビが証拠写真を放映。同じ写真が30日、英国BBCやアラビア語衛星テレビのアルジャジーラ、アルアラビアでも流れた。アラブ連盟は同日、「人権侵害の野蛮な行為」と非難した。
放映された写真は数種類。数人のイラク人男性が裸で重なり合って性的なポーズを取らされているものや、イラク人男性が手に針金を結ばれて箱の上に直立不動で立たされ、箱から落ちたら針金に電流が走ると脅されているものなどがある。
駐留米軍のキミット准将は30日の記者会見で、「(虐待に)我々は失望しているが、かかわっているのはごく少数で20人以下の兵士に過ぎない」と語り、犯罪捜査に加えて行政的な調査も行い、再発防止策をとることを明らかにした。AFP通信によると、ブッシュ米大統領は「強い嫌悪感」を持ったと述べたという。
AFP通信によると、カイロに本部を置くアラブ連盟の広報担当は「人権を侵害し占領下で守られるべき国際法に違反するイラクでの虐待と侮辱行為を強く非難する」として、虐待にかかわった人間全員の処罰を求めた。
(05/01 01:41)
画像はここにもある。
米 CNN
http://www.cnn.com/2004/WORLD/meast/04/30/iraq.photos/index.html
Daly Millor
バクダット郊外アブグレイブ監獄での虐待について、JNNニュースでも見られるそうです。と書いたが表示できないです。すみません。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20040501/20040501-00000032-jnn-int.html
誤情報の流布に加担してしまった。反省しおわびします。
(1)あるMLで、5/1 20時40分に流れたもの。
イラクでの米軍による虐待・性虐待の画像が公開されています。かなり酷いものです。
http://www.albasrah.net/images/iraqi-pow/iraqi-pow
(2)上記を5/2朝8時頃このダイアリーに貼る。野原はその後外出。
(3)同じMLで、どすのメッキーさんからの下記の指摘有り。(9時25分)
「 虐待は事実ですが、映像は、誤情報が流布されているようです。 上記は、最近のイラク情勢とは関係のない、レイプ画像は軍服を着て撮ったポルノサイトの写真で、軍服がイラク駐留米軍のものではない、日付がおかしいとの指摘がされているようです。」
(4)野原帰宅後上記メールを読み、日記の記事に
「誤り情報が混じっているとの指摘あり。」という文言を追加。19時ごろ。
(5)「イラク人への米英兵による虐待(訂正後)(5/2 19時43分)」
に差し替える。
他に、下記掲示板も参考にした。
http://awn.ath.cx/cgi/bbs2/light.cgi
(6)「訂正前」の野原発言の結論は下記。
“「すべての戦争に反対する」というスローガンはあまり好きじゃあなかったが、わざわざイラクへ行って確認したらこういうものだった、ということで帰ってきたらよかろう。”
この文章を訂正するとすれば、
“「すべての戦争に反対する」というスローガンはあまり好きじゃあなかったが、イラク戦争に続く占領については少なくとも現在イラク人の為のものにはなっていないようだ。日本の自衛隊はわざわざイラクへ行っているのだから、ファルージャにおける市民への攻撃の無法性や監獄での虐待の真相を早急に確認してほしい。それらが実際「イラク人のため」という目的によって合理化できるものかどうか?できないなら直ちに帰ってきたらよかろう。”
いまさらですが、安田、渡辺両氏のインタビュービデオをみた。何げなく見始めたら実は約1時間もある長いもの。見応えがあった。二人が自然体で、あったこと感じたことをしゃべっていて良かった。渡辺氏は「反日で何が悪い!」と発言。わたしのごとき“あいまいな反日派”にとっては励まされる発言だった。
○安田純平さんと渡辺修孝さんの27日の外国特派員協会の会見の映像(ノーカット版)
http://www.ac-net.org/honor/ という頁が最近出来たようだ。「イラクで人質になった方々の活動に敬意を表し、これらの方々への非難・中傷を直ちに止めるよう訴え」ている。人質5人に対するバッシングには反撃すべきだと私も思う。 でもね・・・ 一応書いておくと、下記のような表現は、私には違和感がある。善意のひとによって善意の人に呼び掛けられている。政治的発言とは「敵/友」の分割線を引き直すことではないのか。いくら善意だけで発そうが「自衛隊撤退要求」は政治的主張である。どんな動機で行こうがいまどきイラクへ行くことに対しては、自らの思いからは一方的と思える政治的な評価をさまざまな陣営から受けてしまうことになるのはしかたのないことだろう。(もちろん今回のように日本中に情報が浴びるように注ぎ込まれる状態は予想外であり彼らにとっては被害以外の何物でもないでしょうが。)善意ではなく、常識と知性に訴えかけていけばそれでよいと思う。
しかし、5人の方々は戦禍のイラクの悲惨な事態に心を痛め、ジャーナリストとして、また草の根のボランティアとして、イラクの人々に人道支援の手をさしのべようとした若者です。
「レジスタンスというのは、直接相手の軍隊相手に抵抗運動を行う人たちの事を言う。一般市民を人質に取ったり殺したりするのは、どう言い訳をしようとテロリストだ。」
それは違う。レジスタンスとは「占領軍に対する抵抗運動」である。アメリカ軍の存在が不当な占領であると(イラク人によって)みなされれば、それに対する抵抗はレジスタンスになる。現状を「不当な占領」とみなすかどうかが論点だ。レジスタンスの方法として民間人誘拐が行き過ぎかどうか?は別の問題だ。