2016-08-06中津〈弁当屋〉問題へのヒント
中津〈弁当屋〉問題の前半については、
https://note.mu/f_popot/n/nca36893684b9?magazine_key=m5caae29b80fb 以下に、
詳細な資料が、8つ掲載されているので知ることが、できる。
従業員に給与は払わずその代わり食と住は保証するというシステム。
興味深かったのだが、6月はじめに従業員と中心人物(F氏とH氏)の間で紛争が起った。
その紛争はF氏とH氏が大阪を離れたことにより、現在実際には宙吊りになっている。
今日、松下の「オウム情況論」の「真実と虚偽の関係(仮装の本質について)」という短文を読んでみて、
以下の一節を当てはめて考えてみることもできるかな、
と思ったので、とりあえずメモしてみる。
a-被抑圧存在が抑圧してくる関係を転倒していく過程で事実と異なる発言をしても、過渡的に〈正しい〉。
b‐任意の主体が、時間・空間概念を含めて私たちの存在様式を規定してくる闇の力を対象化し転倒していく過程で事実と異なる発言をしても過渡的に〈正しい〉。
c-a、bいずれの場合にも、過渡性を明確に報告し検証をうける未実現の場をめざす責任があり、そのことをa、bに関わる場へ公表していく度合だけ〈正しい〉。
(やっとnetで読めるようになった。久しぶりにsql+phpやると間違いばかり。しかも、まだ不足がある。
http://kusabi.webcrow.jp/gainen/gb01.pdf#page=44 の前のページから見てください。)
中津紛争については、F氏とH氏と労働者側が対立しており、問題は虚偽発言というより、日々の仕事や会議における「暴力性」「権力性」「嘲笑」などが、相互に問われている。この「相互に問われている」という点が、考えようによっては新しく、興味ふかいと考えうるのではないか?