松下昇~〈 〉闘争資料

2009-05-02

呼吸や身体の速度

長い間、ここに書き込むことがなかった。

待機している時と、格闘している時に、

呼吸や身体の戦闘速度が、文体や構想にどのような影響を及ぼすか

・・・という自問を組織化しなければならない。

時の楔通信第<10>号の{序}から少し文章を変えて引用する。

待機と格闘とは情況の対比としても考えうる。全共闘=短かった祭りの季節に比べ不活性な時代があまりに長く続いているわけだが、情況の熱気が「文体や構想にどのような影響を及ぼすか」ということは当然第一に考察されるべきことだっただろうが、あまり果たされていない。

ミクロ的にはわたしたちの地味な生活のなかにもハイになったり沈みこんだりといった変化は存在する。

自己の有り様を常にN次元において変容可能なものととらえその後に敵との関係を開いていこうとする姿勢をうかがうことができる、あらかじめ確立された主体の位置からではなく。