松下は若きドイツ文学者として、次のようにブレヒトとハイネについての論文を交互に書いていった。
「ブレヒトの方法」 (一九六三年 B1論文)
「ハイネ『北海』における詩と散文の相関性」 (一九六三年 H1論文)
「ブレヒト『処置』の問題」 (一九六四年 B2論文)
「ハイネの序文に関する序論」 (一九六五年 H2論文)
その延長線上で、論文という枠をもはやはみ出してしまおうとする試行が、
後者への、註〜感想作成作業がだいたい終わったので、前者のテキスト化、UP作業を行った。上のurlである。