松下昇~〈 〉闘争資料

2008-01-05

対話を打ち切るためには

 ある意味でブログの目的は対話である。また村尾によれば出版の目的も対話である。

にもかかわらず、対話はたった数度でつねに「抗告理由にあたらない」に類した言葉とともに打ち切られる。それは相手が打ち切るというより、私がすでに対話に倦怠を感じているのだ。

・・・まあそれだけのことなら最初からブログなど始めるべきではなかったのだ。このアポリアをどう越えるかという問に何らかのヒントを与えてくれるだろうという期待でもって、概念集・3から「申し立ての極限」をUPしてみた。

却下等の不当性は、「抗告理由に当たらない。」、「最高裁の決定に対して抗告することはできない。」といった議論の外側からの理由で結論が下されることだ。裁判所は議論に内在する論理によって結論を正当化するべきであろう。