なぜたれのために一篇の詩を書くか
われわれは拒絶されるためにかく
この世界を三界にわたって否認するために
不生女の胎内から石ころのような思想をとりだすために
もしも手品がひつようならば
言葉を種にしてもっと強くふかく虚構するために
読まれる恥ずかしさから
逃れるために
(吉本隆明)
いろいろ書かなければならないことはあるのですが、ちょっとお休みしていました。
吉本の詩「告知する歌」からの孫引きです。
「君の書いている物はただのマスターベーションではないか。オナニーなら隠れてやれ。」
という批判フレーズがあり、わたしなどもたまに言ってしまう。上記とは矛盾しますね。
出勤時間が来たので続きはまた。