http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051218#p2
私たちの情況にとって、生きていくのに不可欠な概念が欠けて久しいのに、概念ないし、その欠如を指し示す言葉はなかなか現われず、いくらか姿を見せても、不安定にゆらめいたり、消滅したりする場合が殆どである事態
はじめにあったのは言葉(Wort)ではなく別のものではないかと考えはじめ、感覚(Sinn 意図、意味という訳もあるけれども、あえて、こうしてみる。)だろうか、いや力(Kraft)だろうか、と思案した末に、行為(Tat)がはじめにあったとすればよい、と結論する。