松下昇~〈 〉闘争資料

2008-11-12

〈星をみた〉

 今朝は5時前に起きたので、散歩に出た。動かずに座っているとしばらくするとひどく寒くなるので。3分ほどで川があるのでそこまで。良く晴れて星が出ていた。オリオン座が南の空に。(他の星座名も学びたい。)常夜燈が多くじゃまだがそれでも見えないことはない。 星辰と言えばカントが道徳律とならべて至上のものとしたことでも知られる。今日ではそれがあったことすら忘れ去られているものの代名詞になっている。


その後、「六甲」写経作業を 3段落だけ行う。いま3章のまんなか辺。(2章後半が抜けている) http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051114#p4

テキストをUPすることにどのような意味があるのか。私にとって。提示できる宝を私は所有しているぞという顕示欲なら否定すべきである。

とりあえず今後は11/30の集会に向け、時の楔通信からの 一部抜粋をUPしていきたい。


六甲911ヴァージョン)

 内臓の底から吹き上げられた〈私〉たちが、風景への出口でぶつかったのは、〈崩壊したビル〉のかけらであった。私が失神しながら接吻しているので、黄色くなったコンクリートは血にまみれており、そこには、いままで〈私〉たちが一度も感じたことのない、可憐な勇敢さともいうべき力が潜んでいる。

 〈私〉たちにとって、はじめての外部の風景でありながら同時に出口をふさぐこの〈崩壊したビル〉のかけらを前にして、〈私〉たちは次のように討論する。