1969-11-08試験を威力をもって妨害
■ 逮捕状(被疑事実の要旨)(2)
http://from1969.g.hatena.ne.jp/noharra/19690901/p1 の続き
二.
昭和四四年一一月八日、右神戸大学教養部において実施される昭和四三年度後期試験を威力をもって妨害しようと企図し、ヘルメット姿の学生ら多数と共謀の上、
(一).同日午後一時二〇分ごろ、同大学教授荻野目博道担当の英語後期試験実施中の同大学教養部長事務取扱 湯浅光朝 看守にかかる教養部C棟四〇一号教室南側出入口より学生ら数一〇名とともに故なく侵入し、
(二).同日同時刻より約一五分間に○○○*1学生ら数十名と共同し、受験生の答案用紙を奪取し、同教室○○○○○○○○て*2、教卓、黒板に試験粉砕などを落書するなどして、右英語後期試験を不能ならしめ、もって、多数の威力を示し右荻野目博道らの業務を妨害するとともに、同大学の業務を妨害し
(たものである。)
eili2522006/01/20 10:3469年9月1日に化学の授業を妨害したとされる事件の逮捕状が、松下を被告とする刑事告訴に連結して行くのに対し、英語の試験を妨害したとされるこの事件は松下本人を起訴するまで至っていない。一方、大学当局(神戸大学評議会)は懲戒免職処分理由12項目の内2項目をこの事件からでっち上げている。権力間のズレと連携プレイは技術的根拠以上に、担当官らの幻想性に加えられた<傷>と<憎悪>の質的差異を物語る。